【かまぼこ料理】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 

もったいない・つづけられる・伝統食! #13【かまぼこ】「かまぼこアレンジ」

ライター・料理家:越野 美樹

かまぼこを使った、見た目も楽しい3品。 左上:かまぼこのたらこマヨサラダ 中央下:かまぼこのアボカドチーズフリット 右:かまぼこピンチョス 写真:越野美樹

「食べたいものは自分で作る!」をモットーに、料理家・越野美樹さんが「日本の伝統食材」を使ったレシピを提案する連載。

ロハス、エシカル、SDGsなどのオシャレな横文字ではなく、毎日のベタでリアルな生活の中から生まれた身近な知恵……。

小さい子がいて忙しくても、ゆるく続けられる台所仕事の「MOTTAINAI」を、具体的な実践方法を交えてお伝えします。

13回目のテーマは、「かまぼこ」。

見た目も楽しく、子どもも喜ぶかまぼこピンチョス、かまぼこのアボカドチーズフリット、かまぼこのたらこマヨサラダの3種をご紹介します。

思わず一緒に作りたくなる「お手伝いポイント」も載せていますので、親子で一緒に楽しんでくださいね。

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かまぼこってそもそも何?

かまぼこはお好きですか?

お正月に食べたい、紅白蒸し板かまぼこ。大人はそのままわさび醤油でも美味しいですね。 写真:越野美樹

かまぼこ……よく考えてみると不思議な音を含んだ名前ですが、由来は知っていますか?

起源はとても古くて諸説ありますが、すり身を棒に塗りつけて焼いたちくわ型の練り製品が、かまぼこの始まりといわれています。

この形が蒲(がま)の穂や、鉾(ほこ)という昔の武器に似ていたことから、かまぼこと名づけられました。

また、「かまぼこはお正月に食べるもの」というイメージがありますが、それはどうしてなのでしょう?

紅白かまぼこの赤い色は魔除け、白い色は清浄を表し、また半円形の形が初日の出を連想させるからといわれています。

かまぼこのレシピをご紹介する前に、かまぼこについて詳しくみていきましょう。

かまぼこの豆知識

左から時計まわりにちくわ、魚ソーセージ、かにかまぼこ、さつま揚げ、蒸し板かまぼこ。 写真:越野美樹

かまぼこは、スケトウダラやグチなどの魚の頭や内臓を取り除き、水にさらして脱水し、ミンチにしてから調味料などを加えて練り、成形して加熱します。

加熱方法はいくつかあり、板に乗せて蒸すと蒸し板かまぼこに、ゆでるとはんぺんやなると、つみれなどになります。

ほかに笹かまや伊達巻きなどの焼きかまぼこ、さつま揚げなどの揚げかまぼこなどがあります。

かまぼこはタンパク質が豊富に含まれ、人間に必要な必須アミノ酸をバランスよく含みます。

また、すり身状になっているので消化が良く、効率的に体に吸収されます。

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸、カルシウムなども豊富に含まれているので、成長期のお子さんにもぴったりの素材。

積極的に食べたい食材です。

今回は、蒸し板かまぼこを使った、子どもも喜ぶ3品のレシピをご紹介します。

次のページへ 「かまぼこピンチョス」と「かまぼこのアボカドチーズフリット」のレシピ
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