新垣結衣・神木隆之介 小さい頃の「夢」と いま叶えたい「願いごと」とは

映画「ゴーストブック おばけずかん」七夕イベント 舞台挨拶レポート

編集者・ライター:山口 真央

映画「ゴーストブック おばけずかん」の七夕イベントに登壇したキャストのみなさん。前列左から神木隆之介さん、柴崎楓雅さん、城 桧吏さん、新垣結衣さん、後列左からサニーマックレンドンさん、吉村文香さん。

7月7日木曜日、都内で映画「ゴーストブック おばけずかん」の七夕イベントが行われました!

舞台挨拶に登壇したのは、城 桧吏(じょう かいり)さん、柴崎楓雅(しばざきふうが)さん、サニーマックレンドンさん、吉村文香(よしむらあやか)さん。今回の映画で主演をつとめます。

さらに、先生役の新垣結衣さん、異世界へと導く店主役の神木隆之介さんも舞台に上がり、子どもたちの脇を固めました。

今回のイベントでは、2つのコーナーに挑むキャストたち。初々しい4人の子どもたちの様子と、それを見守る新垣さん、神木さんの姿を特別レポートします。

キャストが浴衣姿で登場! 城さん「イベントで初めて浴衣を着ました」

みなさん美しい浴衣姿で登場!

イベントがはじまり、舞台に登場したキャストのみなさんは、なんと全員が浴衣姿! 男性陣はかっこよく、女性陣は美しい姿を披露しました。

主人公をつとめる城 桧吏さんは「イベントで浴衣を着るのは初めてで嬉しいです。七夕という、一年に一度しかない日を楽しんでください」と観客にご挨拶。

新垣結衣さんは「雨は大丈夫だったでしょうか」と客席に心配り。「文香が足元悪くなるかもと教えてくれたんですけど、会えましたね!」と笑顔をみせました。

キャストがファンの「願いごと」を叶える!? 全員への質問コーナーも

カメラ目線で、ファンの願いに応えた神木隆之介さん。

イベントが行われた七夕も、映画「ゴーストブック おばけずかん」も、「願いごと」という共通点があるということで、キャストのみなさんには、事前に応募があった願いごとや質問に応えてもらうことに。

まず、神木隆之介さん宛てに伝えられた願いごとは『来年受験を控えているのですが、勉強をさぼり気味で、叱ってください』というもの。神木さんに「叱ってほしい」というお願いは、他にも多かったそうで「なんで!? 叱られないほうがいいんだよ?(笑)」と少々困惑気味です。

しかし「夏休みのあいだにも、勉強に集中できるようにお願いします」とMCに促されると「こらっ! 休みも大事だけど、勉強するんだぞ」とファンの要望にしっかりと応えました。

心霊体験を経験したことのある城 桧吏さん。

次に届けられた質問は『おばけを見たことはありますか』。これに対して新垣さんは「ないです。見たくないって思ってます」と断言。すると神木さんが「城くんは、おばけをみることが多いって聞くけど」と話をふり、おもむろに城さんが語りだしました。

「仕事でホテルに泊まったときに、部屋の椅子の上に、鞄を置いてたんです。倒れないように、変な方向に向けていたんですけど、一度部屋から出て戻ってきたら、椅子の向きが変わってて。

その晩、夜に部屋の扉がコンコンと鳴ったんですけど、部屋の外には誰もいない。次の日の現場では、メイクさんや衣装さんも、そのホテルが怖いって言っていました。

家に帰ったあとも、部屋のなかでパチパチ音が鳴ったり、クローゼットから『ドン!』と音がしたり。お母さんと2人で『やばくない?』と話していました」

城 桧吏さんの心霊体験に、驚きを隠せない表情の吉村文香さん。

城さんの話を聞いて新垣さんは「これは、まじのやつです」と真面目な顔でうなずきます。

「桧吏は他にも、おばけに遭遇しているエピソードがたくさんありますよ。今回の映画の主人公にふさわしいんです。いろいろなインタビューで語っているので、ぜひ読んでください」と話しました。

城 桧吏さんの発言をフォローする新垣結衣さん。

次は、新垣さんと神木さんへの質問。『劇中の子どもたちと同じ年齢のときに、どんな夢を叶えたかったですか』

新垣さんは「小学生のときは、漫画家になりたかった。漫画を読むのが好きで、憧れて真似をして、友達と絵を描いてました。でも、どうにもストーリーをつくるのがダメで。いつの間にか諦めて、今ここに立っている。何が起こるかわからないです」と語りました。

一方で、神木さんは「すでに俳優の仕事をしていたので、基本的には俳優を続けたいという想いはありました。ただ、電車がすごく好きだったので、鉄道会社に勤めてみたいと思っていましたね。新しい電車をデザインするのが夢だった」と電車好きの一面をみせました。

キャストのみんなと行ってみたい場所を発表する柴崎楓雅さん。

次の質問では、子どもたち4人に向けて『もし今年の夏休みに全員で旅行に行くとしたら、どんなプランを計画しますか』とワクワクする問いが投げかけられました。

柴崎楓雅さんは「テーマパークにいってみたいな。おばけ屋敷やジェットコースターに乗って、一番はしゃぎたい。本当はすっごいビビりで嫌なんですけど、桧吏くんやサニーがいたらがんばれそう」とキャスト間の仲の良さをみせました。

オリジナルの感性で、行きたい場所について説明する吉村文香さん。

サニーマックレンドンさんも、行ってみたいのはテーマパーク。「ジェットコースターに乗って、みんなが絶叫する顔をみられたらおもしろいかな。僕も余裕ではないけれど」とコメント。城さんは「海外に行きたい。世界遺産を巡りたいです」と話しました。

そんななか、吉村文香さんは「心霊スポットをまわってみたい」と驚きの発言。「暑いときに心霊スポットにいって、いい意味でも悪い意味でも、体感温度を下げながら快適に旅行ができたらいいな」と、ユニークに回答しました。

キャストから一番「仲間にしたい」と思われたサニーマックレンドンさん。

最後の質問は『もし「ゴーストブック」のキャストのうち、誰かを封印して仲間にするとしたら、誰をつかまえたいですか』。キャスト全員で同時に指をさすと、神木さん、城さん、吉村さんがサニーさんを選び、サニーさんが最も多くの人に指名される結果に。

サニーマックレンドンさんの発言に、笑いがこらえられない様子の柴崎楓雅さん。

神木さんは、サニーさんを選んだ理由を「癒やされるけど、頼りがいもある。サニーが大丈夫だったら、大丈夫だと思える」と回答。城さん、吉村さんも、それぞれ「ゆるキャラ的な存在で、現場も癒やしてくれる」「ほっぺが気持ちよくて、ずっと触っていたい」と、サニーさんの魅力を語りました。

それを受けてサニーさんは「僕がこんなに指名されると思っていなかったので、嬉しいですね」と照れた表情を見せました。

次のページへ 七夕の日にキャストが短冊に書いた「願い事」を披露!
47 件