学校で教わらないけれど10歳までには教えておきたい性教育
わたしのからだはわたしのもの〜自分のからだを好きになるために〜
近年、スマートフォンを持つ子どもの増加や低年齢化(※)により、性に関する情報を目にする機会は、大人が考えている以上に増えています。問題は、偏った性の情報に晒される機会がとても多いこと。(※「令和3度 青少年のインターネット利用環境実態調査」内閣府)
また、日本の学校教育では、いわゆる「性教育のはどめ規定」により、子どもが性や妊娠に関して正しく知る機会が不足しているという現状もあります。(※文部科学省が定める学習指導要領で『妊娠の過程は取り扱わないものとする』とされており「性行為」についても取り扱わないため)
そこで、「10歳までに教えておきたい性教育」をテーマとし、被害と加害の両方を予防するために必要な基礎知識について、医療ライターの及川夕子氏が執筆、日本の性教育の現状に詳しい産婦人科医の高橋幸子先生が監修した解説記事をお届けします。
第2回となる本稿では、初経・精通・妊娠のしくみについて、子どもに伝えるときのポイントを紹介していきます。第1回「10歳までの「性教育」子どもに身につけてほしい「心と体」を守る知識」を専門家が解説」同様、『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の指針に沿ったTIPS(=コツ、ヒント)を作成し、10歳までの子どもにどんなことをどんなふうに伝えたらいいかを、わかりやすくまとめました。
大人もアップデートしたい“適切なボディイメージを持つ”ということ
からだにまつわるいろいろなことを、子どもと話せていますか?
国際的な包括的性教育の指針である『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』では、8つあるキーコンセプトの6番目「人間のからだと発達」と8番目「性と生殖に関する健康」に妊娠のしくみや思春期のからだの話題が出てきます。
子どもがからだの部位や月経、精通のしくみについて知ることはもちろん重要ですが、「ボディイメージについて学ぶ」という点が注目ポイントです。
ボディイメージとは、人が身体について持つイメージや価値観のこと。かつ、その人の〝自我〟をつくり上げる元にもなるものです。一方で、ボディイメージは、メディアやジェンダー規範などの「社会的要因」や「他者との比較」によって影響を受けることが知られています。
例えば「やせているほうが美しい」「色は白いほうがいい」「女性は小顔がモテる」「ムダ毛のないツルツル肌がいい」「男性は筋トレすべき」といった価値観は、多様性を排除し、その人らしさを否定したり格差を生み出したりする原因にもなります。
また、過度な身体不満を抱いていると、やせ願望からの過度なダイエットや栄養不足につながるリスクがあります。
若い女性のやせ(痩身)が増えていることは、次世代の健康にも影響が及びます。妊婦の過度なやせ(痩身)は、低出生体重児の出産リスクと密接な関係があり、発育不十分な赤ちゃんは成人になってから、生活習慣病になりやすいことが明らかになっています。
こうした、ボディイメージが及ぼす影響の深刻さについて、私たち大人はきちんと認識すべきでしょう。
いまの大人世代は、思春期の成長や生殖に関することを、「隠したいこと・恥ずかしいこと」だと感じてしまっていた世代かもしれません。しかし現代は、ルッキズム(外見主義)への批判とともに「その人らしいからだでいることが素晴らしい」という方向へアップデートされています。
子どものころから、“適切なボディイメージを持つ”ことはとても大切。それは子どもの成長にはもちろん、世代を超えて「ヒトの健康」に良い影響を与えます。
からだの部位や生殖のしくみについて教える場合にも、すべてのからだは特別で個々に異なり、それぞれに素晴らしいこと、外見は人間としての価値を決めるものではないことなどを、親世代が改めて認識したうえで、子どもたちに伝えていきたいものです。
今回のPoint
・すべての人のからだは個々に素晴らしく、尊重に値する
・男性と女性のからだには違うところがある
・性器にも個性がある。違っていて当然
・からだに興味を持つことは健全で自然なこと
・女性の排卵と男性の射精はどちらも生殖に必要
・思春期はからだや心が大きく変化していく時期
・人のからだの何を魅力的に感じるかは、人それぞれ
・メディアから提供されるボディイメージが正しいとは限らない
妊娠や赤ちゃんについて質問されたら、性教育のチャンス
『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』では、5歳から「性器や生殖のしくみ」について学び、年齢に応じて学ぶ内容をレベルアップしていきます。
例えば、年齢に応じて次のようなことを学びます。
〈学習目標〉(キーコンセプト6人間のからだと発達より一部抜粋)
◆5~8歳 自分のからだの名称と機能を知ることは重要で、性器や生殖器を含めてそれらに好奇心を抱くのは自然なことです。妊娠は、卵子と精子が結合し、子宮に着床して始まります。
◆9~12歳 女性のからだが月経周期の中で排卵する、男性のからだが精子をつくり射精する、このどちらもが生殖に必要です。妊娠が始まるためには、精子が卵子と結合し、子宮に着床するという条件が必要不可欠です。
「妊娠は計画することも、防ぐこともできること」や「意図しない妊娠をどう防ぐか」というSRHR(性と生殖に関する健康と権利)の知識については、
〈学習目標〉(キーコンセプト8性と生殖に関する健康より一部抜粋)
◆5~8歳 妊娠は自然な生物学的プロセスであり、計画的に行うことができます。
◆9~12歳 現代的な避妊方法は避妊や妊娠の計画を助けます。
とあります。
一方、日本の義務教育では学習指導要領により「人の受精に至る過程や妊娠の経過は取り扱わない」とされています。
性感染症を予防するためにコンドームの使用が有効であることは教わったとしても、「性交」について学校で学ぶ機会はありません。
しかし、子どもが命やからだについて疑問を持ち、知りたいと感じることは健全なことで、何歳でも早すぎることはありません。子どもが興味を持ち、あれこれ聞いてきたら、きちんと応えられるようにしておきたいものです。
本記事では、10歳ころまでにどこまで教えるのが適切なのか、同ガイダンスのレベル1(5~8歳)と2(9~12歳)で学ぶ内容に沿ってTIPS(=コツ、ヒント)を紹介していきます。
妊娠って何? 自分はどこから生まれてきたの? に答える
TIPS1:妊娠について子どもに教える
●男の人が持つ精子と女の人が持つ卵子が結合し「受精」が起きる
●妊娠するには、受精卵が子宮に着床する必要がある
●月経周期にはさまざまな段階があり、妊娠しやすい時期とそうでない時期がある
●性交によって常に妊娠するわけではない
●受精卵が赤ちゃんに育つまで約38週間かかる
【伝え方】
Q.赤ちゃんってどうやって生まれてくるの?
「赤ちゃんが生まれてくるまでには、性交、排卵、射精、受精、妊娠、分娩というたくさんの段階があるよ。からだが成長すると、女性はからだの中で卵子が、男の人は精子が作られるようになる。その2つが結びつくことを受精というよ。
受精卵になった卵が、女性の子宮にくっついたら(着床する)妊娠のはじまりだよ。女性の体には子宮と呼ばれる袋があって、妊娠すると赤ちゃんは子宮の中で少しずつ大きくなっていくんだよ。
だいたいの場合、受精してから38週間後ぐらいに赤ちゃんが生まれてくる。
出産方法は大きく2種類あって、1つは自然分娩といって、女性の『腟』と呼ばれる穴から赤ちゃんが出てきます。それが難しいときには、手術でお腹を切って赤ちゃんを取り出すことがあり、それを帝王切開というよ」
Q.受精ってなに? セックスってどうやるの?
「動物にはオスとメス、人間には男と女という性別があるんだけど、赤ちゃんをつくる生殖の仕方にはいろいろあって、人間は1対1のコミュニケーションで生殖行為をする生き物だよ。それは人間が長い歴史の中で獲得してきた、子孫を残す方法なんだよ。
赤ちゃんをつくるには精子を女性の体に入らないといけないよね。男性のペニスはおしっこするときはやわらかいけど、精子を届けるときには大きくかたくなる。それを勃起っていうよ。
性交のとき、男性は勃起したペニスを女性の腟に挿入して、その中に精子を送り込む。1度の射精で2億から3億の精子が出されるけど、そのうち卵子と結合できる精子は1つだけで、精子と卵子が合体しないと受精卵はできないよ。
タイミングが合えば、精子は女性のお腹の中の卵子と出会えるけど、性交すればいつでも赤ちゃんができるというわけでないんだよ」
Q.どうして血が出てるの?(母親とお風呂に入って生理中だったとき)
「女の人のお腹の中には、赤ちゃんを育てる子宮という場所があってね、毎月赤ちゃんを迎えるベッドの準備をしているんだよ。
このベッドは子宮内膜っていうんだけど、赤ちゃんができなかったときには、次の準備のために子宮内膜がリフォームされるんだよ。これを経血といって、血のようなものがお股の穴から出てくる。これが生理なの。女の人は、大人になると大体、毎月生理があるんだよ」
これはあくまで一例ですが、大事な話をしていることが子どもがわかるように、ごまかしたりせずに、生殖に必要なプロセスを、きちんと説明していくことが大切です。
そして「誰のからだにも、生殖に関わる機能がある。生殖器を含めてからだに興味を持ったり疑問を持ったりすることは、いいことなんだよ」という思いも一緒に伝えたいですね。
お風呂や着替え、教えるチャンスは日常の中に
TIPS2:からだの名称や機能について学ぼう
●男の子と女の子の性器(生殖器)は違う
●生殖器は外性器と内性器に分かれる
●成長すると外性器が変化して、初経(初潮)や精通が起こる
●精子を卵子のもとに届けることを「性交」という
●誰のからだも、さまざまな大きさ、形、機能、特徴がある
●からだに興味を持つのは自然なことだよ
【伝え方】
「男・女という性別は、生まれたときの外性器で決められているよ。男の子と女の子の体は、同じところも多いね」
「生殖器には、外から見える外性器のほかに、内性器といって見えない部分にもあるよ。例えば女の人は子宮、卵子が作られる卵巣があります。男の人には精子が作られる精巣があって、人は成長すると赤ちゃんの元の半分が、それぞれ作られるよ」
「女の人は、おしっこが出る尿道口、生理の経血が出たり赤ちゃんが生まれてくる腟、ウンチのでる肛門と3つの出口があるよ。それに対して男の人は、おしっこが出る尿道口と肛門が1つずつで穴は2つです。ここはプライベートゾーンで大事なところって習ったよね。お風呂ではキレイに洗って清潔にしておくことが大事だよ」
「人の顔が一人ひとり違うように、性器もいろんな色や形がある。毛の生え方も濃い人もいれば薄い人もいる。これでいいという正解はないの。みんな違っていて当然なんだよ」
体のことは、一度にたくさん伝えるのではなく、テレビを見ているときや入浴時、プールに入るときや着替えるときなど、日常生活の中で繰り返し伝えていきましょう。
どんどん質問をしてくるようなら、性教育の本の図解なども活用して視覚的に伝えるのも効果的です。
変わっていくからだについてポジティブに伝えること
TIPS3:思春期に起こる変化や体のケアについて教える
●からだはどんどん変化する
●思春期は大人になる準備期間。成長の速さには個人差がある
●背が伸びたり、胸がふくらんだり、毛が生えてきたりするよ
●からだの特徴や顔が違うように、外性器も一人ひとり違って当たり前
●生理前や生理中に起こり得る症状を知っておこう
●生理中に快適に過ごす方法がある
【伝え方】
Q.思春期とは?
「思春期になると、急に背が伸びたり、性ホルモンの働きで毛が生えてきたり。女の子は生理、男の子は精通がはじまるよ」
「思春期には、大人になる過程で起こる変化がいろいろある。心が追いつかなくてイライラしたりモヤモヤしたり悩みが増えることもあるけれど、大人も経験してきたことで、それはよくあることだよ。思春期の成長には個人差があるけど、たいていの場合10歳~15歳の間にくるものだよ」
※お子さんが15歳を過ぎても初経がなかったら婦人科を受診して調べてもらうようにしましょう。
Q.生理ってなに? いつ始まるの?
「下着に茶色い血液のようなものがついたら、それは初めての生理、初経を迎えたということだよ。初経がくる時期には個人差があるから、友達よりも早いとか遅いとかは、気にしなくて大丈夫だよ。ナプキンや生理用ショーツを用意して、使い方を練習しておこうね」
「生理には、ほぼ月ごとに生理周期というサイクルがあって、お腹が痛くなったり、イライラしたり、体調が変わることがあるかも。どうしたら快適に過ごせるか、一緒に考えてみようね」
Q.勃起・射精・夢精とは?
「射精とは、精巣で作られた精子が、ペニスからからだの外に出ることだよ。男の子は思春期に入ると、勃起といって朝起きるとペニスが大きくなったり、性的興奮を感じたときにも勃起したりするようになる。びっくりするかもしれないけど、これは自然な生理現象だよ」
「マスターベーションやセックスでペニスを刺激することでも射精は起こる。女性の体の中で射精すると、赤ちゃんができることもあることを知っておこうね。それから、夜寝ている間に夢精といって射精したりすることもよくあるよ。多くの男の子が体験していることだから、心配いらないよ」
「精通する年齢は、人それぞれ。人と比べて早いとか、遅いとか悩まなくていいよ」
〈パンツの洗い方を教えよう!〉
男の子でも女の子でも、お子さんの第二次性徴が始まる前に、下着の洗い方をご家庭で教えておくといいですね。例として「おりものや生理の経血、精液などでパンツが汚れたときには、そのまま洗濯機に入れないこと。水で予洗いをして汚れをさっと落としてから洗濯機に入れるんだよ」などと伝えるのもおすすめです。
小学校入学から第二次性徴がはじまる思春期までを「児童期」と言いますが、この時期はものや人に対する興味が広がる好奇心旺盛な時期であり、集団や仲間で活動する機会が増えるので、他者の視線や評価により敏感になっていきます。
思春期に起こりうる心身の変化について、あらかじめ話しておけるといいですが、話しにくい場合には、自分で知識を得られるように、性教育漫画や本などを「これ読んでおくといいよ」と勧めてあげるのでもいいでしょう。
健康でいるために、自分の性器を清潔にしておくことや、生理中のセルフケアなどについても、普段から少しずつ伝えていきましょう。
スマートフォンを持ち始めると、あらゆる性の情報が入手できる環境になることが考えられます。その前にしっかりとした基礎知識を得られるように。思春期の変化についてもできるだけポジティブに科学的・生物学的知識として伝えることを意識したいですね。
外見批判から解放される価値観を親子で考えよう
TIPS4:ボディイメージについて話そう
●人が他人の見た目をあれこれいうのはなぜだろう
●自分のからだ好き? 嫌い?
●人の見た目について決めつけることは、人を悩ませたり傷つけたりする
●褒めたつもりが、嫌な気持ちにさせているかも
●大切なのは外見よりも、健康でいつも気持ちよくいられること
●そもそも、外見はさまざまであることを認め合おう
こんなときがボディイメージについて話すチャンス
・子どもが容姿や体型について悩んでいる様子がうかがえたとき
・SNSや漫画、テレビなどを見ながら、見た目の話題が出てきたとき
・洋服などのショッピングに出かけた帰り道
・ダイエットの話題になったとき
人を見た目で評価する「容姿いじり」や「ルッキズム(外見批判)」はよくないこと、という認識が、最近ようやく浸透してきました。
しかし、それでも「太った?」「痩せすぎじゃない?」「目が大きくてかわいいよね」など、見た目を話題に出す人はいます。
悪気がなく褒めているつもりでも、「そうでないといけないのかな」と思い込み、悩んでしまう人もいます。たわいのない友達同士の会話の中にルッキズムが含まれていると、他人と自分を比べて落ち込んでしまう子どもいるでしょう。
ある調査では、「自分の容姿に自信がない」と答えた女性が世界的にとても多く、その中でも日本人は93%と突出して多い結果でした。
しかも、容姿に自信がない女性ほど、やりたいことを諦めたりする傾向にあるそうです。これはとても残念なことです。
身体的外見は、遺伝や環境、健康習慣によって決まるものであり、それが人としての価値を決めるものではありません。また、互いにさまざまな身体的特徴を持っていることを認め合う社会になればもっと心地よくいられるということに気づけると、自分は自分のままでいていいと思え、心が楽になるでしょう。
世の中のボディイメージは作られたもので、外見で人の価値は決まらないことや、どんな体型が美しいと思うかは自分が決めていいということを、子どもたちには繰り返し伝えていきたいですね。
容姿や体型のことで悩んでいたら…こんなふうに声をかけてみる
「なぜ人を外見で判断したらダメなのかな」
「人の容姿をいじる行為って、どうかな。仲が良くてもいけないことだよね」
「自分に価値がないとか、恥だとか、なぜ感じてしまうのかな」
「誰にだって自分が着たいものを着る権利があるよね」
「こうあるべきって思い込むことで、損していることっていろいろありそうだよね」
「自分の好きと他の人の好きって実は違うんじゃない? 正解なんてないのかも」
「そのままのあなたが一番好きだけど、自分ではどう? 自分の好きなところをあげてみて」
「自分を好きになれなかったら、それでもいい。でも自分に価値がないとか恥に思わされたりすることからは、解放されていいんじゃない」
余談ですが、心理カウンセリングの場面では、正面で向き合って話すよりも、横に並んで座ったり90度で座って話すほうが、目線を合わせなくていいため、心理的にも緊張状態が和らぎやすく自然な会話を生みやすいとされています。
親子でドライブをしながらの会話も、実はリラックスしていろいろな話をしやすいものです。性教育やるぞ!と構えるよりも、話しやすい空間や距離感を選ぶようにすると、会話が弾むかもしれません。
知識を学び、思い込みは手放す
「10歳までに教えておきたい性教育」第2回は、生殖や妊娠、生理や精通をどう伝えるかがテーマでした。
成長のスピードも、性器の見た目も全く同じものはなく、実は人それぞれ。
体の知識を得ておくことも重要ですが、なぜ人を外見で判断すべきでないのかについて子どもと一緒に考えてみたり、「人はこうあるべき」という思い込みを持つことで自分が傷ついたり、誰かを傷つけてしまうということに目を向けることも大切な気づきです。
「自分のからだのことは自分で決めていい」というからだの決定権のことにも触れながら、家庭での性教育を進めていきましょう。
続く第3回では、「性的接触、セルフプレジャー(マスターベーション)、いじめ・セクハラ・性暴力にあったら、SNSトラブル」などをピックアップ。世界基準の性教育をもとに解説します。
プロフィール/
執筆:及川夕子(おいかわ・ゆうこ)
女性の健康と医療、更年期、性暴力、ジェンダー、SRHRなど、主に「女性」に関わる取材・執筆を得意とする医療ライター、エディターであり、メノポーズカウンセラー。 近著『はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識』(講談社)では、ティーンの女性に向けて、ユネスコの提唱する世界基準の「包括的性教育」にそって、心と体がラクになる「性」の知識や幸福に生きる(Well Being)ためのスキルをわかりやすく紹介。
監修:高橋幸子(たかはし・さちこ)
サッコ先生の愛称で年間160回もの性教育の講演を行う産婦人科医。埼玉医科大学 医療人育成支援センター・地域医学推進センター/産婦人科/医学教育センター助教。日本家族計画協会クリニック非常勤医師。彩の国思春期研究会西部支部会長。著書に『サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える「性ってなに?」』(リトル・モア)など。
性教育について詳しく知る本
参考・出典
ユネスコ 国際セクシュアリティ教育ガイダンス
The 2017 Dove Global Girls Beauty and Confidence Report
高橋 幸子
サッコ先生の愛称で年間160回もの性教育の講演を行う産婦人科医。埼玉医科大学 医療人育成支援センター・地域医学推進センター/産婦人科/医学教育センター助教。日本家族計画協会クリニック非常勤医師。彩の国思春期研究会西部支部会長。著書に『サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える「性ってなに?」』(リトル・モア)など。
サッコ先生の愛称で年間160回もの性教育の講演を行う産婦人科医。埼玉医科大学 医療人育成支援センター・地域医学推進センター/産婦人科/医学教育センター助教。日本家族計画協会クリニック非常勤医師。彩の国思春期研究会西部支部会長。著書に『サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える「性ってなに?」』(リトル・モア)など。
及川 夕子
新聞社勤務を経てフリーランスに。新聞、雑誌、WEBメディアなどで、記事の企画、編集、執筆を手がける。近年は、女性の健康・美容、更年期のヘルスケア、医療分野の取材、執筆を中心に活動。 著書に『365日機嫌のいいカラダでいたい。現代を生きる私たちのヘルスケア・アップデートブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識』(講談社)。
新聞社勤務を経てフリーランスに。新聞、雑誌、WEBメディアなどで、記事の企画、編集、執筆を手がける。近年は、女性の健康・美容、更年期のヘルスケア、医療分野の取材、執筆を中心に活動。 著書に『365日機嫌のいいカラダでいたい。現代を生きる私たちのヘルスケア・アップデートブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『はたらく細胞LADY 10代女性が知っておきたい「性」の新知識』(講談社)。