先生たちとの上手な付き合い方
園生活では保護者間だけでなく、先生たちとの交流も生まれます。
「送迎時、フランクに先生に育児相談をしているママっていますよね。私は最低限のコミュニケーションしかとれていないので、不安に思っていたのですが……」（おやまさん）
ある個人面談の日のこと。先生から「お母さんもお父さんも話しやすくて、お話するのが楽しいです！」との一言が。
「自分が思っているよりも、周りの人は親しみをもってくれているんだなぁと思って嬉しく感じました。たくさん話せなくてもいいんだ、とホッとしました」（おやまさん）
連絡帳に書くことで悩みすぎ!?
子どもの日々を保護者と園とで伝え合う連絡帳ですが、「毎日書いているとネタがない日もありますよね」とおやまさん。
「そんな日は、『元気です!!』とだけ書いています。あと、たまに夫にも書いてもらうんですが『最近、長男がママっ子で寂しいです。頑張ろうと思いました！（父）』なんて、小学生の作文みたいなコメントで新鮮（笑）。こちらも普段の会話と同じで、気楽にやっていいんだなと思いました」（おやまさん）
相談事があるときは、お迎えのときに「最近、家では○○なんですが、園ではどうですか？」と聞いてみることも。
「先生からの『園では気にならないけど、何か変わったことがあれば報告しますね』という一言がとっても心強かったりします。信頼関係を築くため、先生との情報交換って大事なんだなと思いました」（おやまさん）
人間関係のマイルールを持ち、気持ちの切り替えをしながら園生活を切り抜けてきた、人見知りのおやまさん。ママ友がたくさんいなくても、コミュ力が低くてもなんとかなりそうな気がします。
次回は多くの保護者が参加する、グループLINEをはじめとしたSNSとの関わり方について。なかなか難しいメッセージの返信タイミングなどについて、お話をうかがいます。
PROFILE おやま
1989年生まれ。関東在住の漫画家・イラストレーター。家族構成は６歳長女（2016年生まれ）、４歳長男（2018年生まれ）、２歳次男（2019年生まれ）、夫。趣味は漫画を読むこと、ひとりカラオケ。家族とのクスッと笑える日常を切り取った漫画、『おやまさんちの愉快なる365日』（KADOKAWA）も発売中。
取材・文／遠藤るりこ
「ママ友はいらない！」とまで割りきれないけど、人見知りだし、コミュ力ないし、と悩めるママ向けのコミックエッセイ『コミュ力０（ゼロ）ママでも育児の人間関係なんとかなるよBOOK』（ワニブックス刊）。公園や児童館デビュー、園の送迎時、グループLINEなど、コミュ力はゼロと自称するおやまさんの体験談が満載。リアルな乗り越え方や切り抜け方は子育てに悩むママたちのヒントになります。
※おやまさんインタビュー「コミュ力０（ゼロ）ママ」は全４回。第４回は2022年８月30日公開予定です（公開日時までリンク無効）。
＃４ ママ友グループLINE＆モヤるSNSとのベストな距離感をコミュ力“ゼロ”ママ漫画家が助言
＃１ ママ友ができない！ コロナ禍や人見知りで悩む親にコミュ力“ゼロ”の漫画家が助言
＃２ ママ友なしもOK！ 人見知り３児ママ漫画家が推すマイペースなママ友づくり
えんどう るりこ
遠藤 るりこ
ライター
ライター／編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe
ライター／編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe
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おやま
1989年生まれ。関東在住の漫画家・イラストレーター。家族構成は６歳長女（2016年生まれ）、４歳長男（2018年生まれ）、２歳次男（2019年生まれ）、夫。 趣味は漫画を読むこと、ひとりカラオケ。家族とのクスッと笑える日常を切り取った漫画、『おやまさんちの愉快なる365日』（KADOKAWA）も発売中。
1989年生まれ。関東在住の漫画家・イラストレーター。家族構成は６歳長女（2016年生まれ）、４歳長男（2018年生まれ）、２歳次男（2019年生まれ）、夫。 趣味は漫画を読むこと、ひとりカラオケ。家族とのクスッと笑える日常を切り取った漫画、『おやまさんちの愉快なる365日』（KADOKAWA）も発売中。