避難時でもOKの超簡単レシピをチェック!

災害時、避難生活が長くなることもあります。時間や場所に余裕があるときは、子どもといっしょに調理して気分転換するのも手です。井上さんに災害時でも作れるごはんとおやつを紹介いただきました。簡単にできるので、日常生活でもぜひ作ってみてください。

備蓄食材とポリ袋でできる「トマトパスタ」

側面を切った500mlペットボトルにポリ袋ごとのせると即席のお皿にもなる。 写真:井上真里恵

材料(2人分)「トマトパスタ」
・早ゆでペンネ 80g
・水 100ml
・ツナ缶 1缶
・コーン缶 適量
・トマトケチャップ 大さじ3
・しょうゆ、砂糖 各小さじ1
・塩、こしょう 各少々

<作り方>
① ポリ袋(耐熱性)に材料をすべて入れ、空気が入らないようにして口をねじり、しっかりとしばる。そのまま10分置いてパスタをふやかす。
② 鍋底に皿を入れ、1を袋ごと入れて、袋がかぶるくらいの水を入れる。火にかけ、沸騰後パスタのゆで時間通りゆでる。

熱でポリ袋に穴があかないように、鍋に皿を敷き、縛り口が水に浸らないようにする。 写真:井上真里恵

【POINT!!】
ポリ袋(耐熱性)は調理ができ、そのまま食べられ、洗い物がないので貴重な飲料水をほとんど使いません。作り方①のパスタ袋をそのまま30分ほどおいてからゆでると、半分の時間でゆでることができます(限られた燃料の節約にもなる)。また、早ゆでタイプでないペンネの場合は1〜2時間浸してから調理してください。ロングパスタの場合は半分に折ればOK(作り方は同じ)。ツナやコーンを好みの缶詰に代えてアレンジしても。

火も要らない!ポリ袋でできる「チョコクランチ」

食べ終わったらラップだけゴミ箱へ。皿は再使用可能、洗い物もなし! 写真:井上真里恵

材料(2人分)「チョコクランチ」
・板チョコレート 1枚(50g)
・コーンフレーク 30g

作り方
① ポリ袋にチョコレート1枚(50g)を入れて手の温度やカイロで温めて溶かす。
② ①にコーンフレーク30gを加えて手でもみながらくだき、よく混ぜ合わせる。
③ 袋の底の角を少し切り、ラップを敷いた紙皿に一口大に絞り、涼しいところで固める。

手の温度で溶けない場合は、日の当たる暖かい場所に置いておいても。 写真:井上真里恵

【POINT!!】
チョコレートはミルク、ホワイトなどお好みで、コーンフレークをピーナッツやドライフルーツにしてもおいしいです。涼しいところにおいておけば固まりますが、気温の高い夏場は冷蔵庫に入れると早く固まります。

◆ ◆ ◆ ◆
ローリングストック法は私たちの生活に取り入れやすく、使い、買い足していくことで、自然と日常的になっていきます。

それが災害時の備えにつながり、子どもたちを危険から守る一助に。無理なく、自分たちにできることから、はじめてみてください。

※井上 真里恵さんに教わる子どものための「防災と備蓄」は全2回。
前編:【防災企画】赤ちゃんが非常時に困らない「乳児のローリングストック」とは

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いのうえ まりえ

井上 真里恵

料理研究家

料理研究家/井上食生活デザイン主宰。雑誌、広告、企業へのレシピ提案、料理製作など多様な分野で活動。東京都防災部発行のパンフレット「『日...

すなが くみ

須永 久美

編集ライター・料理研究家

編集ライター・料理研究家。食物学を学び、飲料の研究開発や冊子編集等を経験したのちフリーランスの編集ライターに。2006年より料理家とし...

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