2021.06.17

急げ急げサルサさん! 『しょうぼうしの サルサさん』の読み聞かせのコツ

「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」隊長がお教えします

著者:本とあそぼう 全国訪問おはなし隊

読み手 ーーおはなし隊隊長 黒澤令子

※この記事は、講談社絵本通信に掲載の記事を再構成したものです。
 

キャラバンカーに本をたくさん積んで、全国47都道府県におはなしを届ける「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」。
幼稚園や保育所、小学校や図書館、書店など様々な訪問先で、おはなし会を重ねてきたおはなし隊の隊長さんが、子どもたちに人気の絵本の読み聞かせのコツをお教えします!

ハッピーしょうぼうしょに「けむり、はっけん!」の通報が! 急いで、急いでサルサさん。ホースをぐんぐんのばしたその先は……?

『しょうぼうしの サルサさん』
作:中川ひろたか 絵:市原淳 講談社

サルサさんは、動物たちが愉快に楽しく暮らすハッピ-タウンの消防士さんです。

「リリリリリリ」と、けむり発見の電話が!

リリリリリリと電話がなる
『しょうぼうしの サルサさん』より

「いそいで きがえる サルサさん」

1ページごとに、サルサさんの様子が文章と絵でシンプルに表現されています。そして、「……サルサさん」の繰り返しが、子どもたちの心を惹き付けます。

いそぐサルサさん
『しょうぼうしの サルサさん』より

サルサさんの動きや表情に合わせて、スピード感や緊迫感を出したり、またコミカルにおどけた感じでテンポよく読むと、1ページごとに子どもたちは大爆笑です。

いろいろな動物やいろいろなかたちのおうちやクルマも描かれ、子どもたちの大好きなものがいっぱいつまった楽しく遊べる一冊です。

どうぶつたちの町「ハッピータウン」
『しょうぼうしの サルサさん』より

どうぶつたちの町「ハッピータウン」が舞台のこのシリーズには、『ゆうびんやさんのココリさん』や『バスのうんてんしゅのエレフさん』もあります。おなじようにどうぶつが活躍する楽しいシリーズですので、ぜひ挑戦してみてくださいね~。

●今回読んだ本

『しょうぼうしの サルサさん』
作:中川ひろたか 絵:市原淳 講談社

●プラス1冊

かけっこが大すきな男の子のもとへ、ウサギやクマなどたくさんのなかまたちが加わって、みんなでかけっこを始めます。

『かけっこ かけっこ』
文:中川ひろたか 絵:北村裕花 講談社

著者紹介

本とあそぼう 全国訪問おはなし隊

たくさんの絵本を積んだ2台のキャラバンカーで各都道府県を巡回し、幼稚園、保育所、小学校や図書館、書店などを訪問している、「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」。1999年7月に、講談社90周年記念事業として、スタートしました。
2007年には第55回菊池寛賞、2018年には、メセナ大賞にも選ばれました。
スタートして以来、通算2万2000回以上の訪問、190万人を超える参加者のみなさん、ありがとうございます。次はあなたの町でお会いできるかもしれませんね!

https://www.kodansha.co.jp/ohanashi/
Twitter:@ohanashitai55