100%ORANGE・及川賢治の新作がすごい! 絵本「おはよう」は大人も子どもも引き付ける

100%ORANGE・及川賢治作! 絵本雑誌「さがるまーた」付録作品が待望の書籍化

げんき編集部

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2023年に刊行された絵本雑誌「さがるまーた」の付録として話題となった作品が、単行本として装いも新たに、待望の書籍化!

100%ORANGE・及川賢治さんの新作絵本『おはよう』が、9月26日に発売されました。「大人も子どもも引きつける!」と話題の絵本も魅力をご紹介します!

作者・及川賢治とは?

1975年千葉県生まれ。1990年代半ばから竹内繭子とのイラストレーターユニット、「100%ORANGE」として活動を開始。『まるさんかくぞう』『ねこのセーター』(文溪堂)や、第13回日本絵本賞大賞を受賞した『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』(岩崎書店)、『エルメスのえほん おさんぽステッチ』(講談社)、『ぶぅさんのブー』(福音館書店)など、数々の名作を生み出し続けています。

本書は、及川さんが朝のお散歩にいったときに思いつかれたそうです。「忘れないように急いで家に帰って、そのまますぐにラフを描いた」(及川さん)。

愉快なへんてこストーリー

【ストーリー】

夜、「ぼく」を寝かしつけようとおとうさんが絵本の読み聞かせをしてくれます。

おとうさんは、読みかけの絵本を持ったまま、寝てしまいました。

眠れない「ぼく」の前に現れたのは……!
夜眠れないとき、体を横にしたり、仰向けになったり、いろんな向きに動かすことはないでしょうか?

この絵本は眠れない“ぼく”に起こった、どこまでもへんてこで、でも「なんだかわかるかも」と思えてしまう、愉快で親しみのわく体験を、どこまでもユーモラスに描いています。
ぼくのもとに現れる不思議な△△は、一度読んだらきっと忘れられない衝撃をもたらすことでしょう。夢にも出てくるかもしれません。おやすみ前に読み聞かせるのにぴったりな、わくわくどきどき幸福なベッドタイムストーリー。

なんとなく“すごい!”

作品の帯文を担当したのは、絵本編集者・トムズボックスの土井章史さん。

「さんかくと しかくと まる が そろうと  すごいことが なんとなく おこっているのです!」

まさにこの“なんとなく”すごいことが、ものすごいことになっている絵本です。
『おはよう』(2024年9月26日)
作:及川賢治/定価:1650円(税込み)/講談社
新しさと懐かしさを同時に詰め込んだ、誰もがきっと経験のある、眠れない夜の不思議な体験。及川さんだからこそ作り出せる世界観をぜひチェックしてみてください☆

絵本を体感! 雑誌「さがるまーた」発売中

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げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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