【0~2歳 おすすめ絵本】ロングセラー絵本20冊 講談社コクリコが厳選
しかけ絵本や擬音やくり返しが楽しい絵本など乳幼児期にぴったりな絵本をご紹介
2024.10.09
お子さんにどんな本を読もうかな? と迷ったら、ぜひこの中から選んでほしい講談社のロングセラー絵本をおおまかな対象年齢に分けてご紹介。
ブックスタート※に選ばれた赤ちゃん絵本や、くり返しや擬音が楽しい読み聞かせにぴったりの絵本、小学生や中学生、大人になっても読んでほしい心にしみる絵本など、コクリコ厳選の20冊をご紹介します。
今回は0歳から2歳ごろのお子さんの読み聞かせにぴったりな6冊を取り上げます。
※ブックスタート®は、0歳児健診などの機会に、絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする活動です。赤ちゃんの幸せを願い、行政と市民が協働する自治体の事業として、全国で行われています。(NPOブックスタート HPより)
【3歳~6歳ごろ】はこちら
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【0~2歳に読みたい絵本】
絵本の読み聞かせが大変、しかも小さいお子さんの場合、反応もわからなくて……そんなお母さんお父さんに、ブックスタートの活動で取り上げられる絵本をご紹介。
赤ちゃんは、たとえ意味が分からなくても、絵本を介してあたたかく語り掛けてもらうことで、自分が大切にされていると感じ取る重要な体験をしているといわれます。
この「ぎゅう ぎゅう ぎゅう」は、はたこうしろうさん、おーなり由子さんの子育て体験から生まれた「あかちゃんとのあそびえほん」シリーズの1冊です。効果的な濁音で、親と子どものスキンシップの楽しさと大切さを伝えたいというふたりの願いのもと、おかあさんとの「ぎゅう」や、だいすきなぬいぐるみへの「ぎゅう」、おふとんへの「ぎゅう」などあかちゃんの身近なものとの「ぎゅう」の楽しさを描いています。
絵本の言葉に合わせて、抱きしめたり、手足をタッチしたり、顔を見合わせたり、赤ちゃんとのつながりが感じられる絵本を読み聞かせてみてはいかがでしょうか?
赤いおいしそうなりんごが木になっています。ぞうさんがりんごをとろうとすると……あれれ、ぞうさんの鼻からりんごが、コロコロコロリンコ。言葉の響きとくり返しが楽しく、読み聞かせにぴったり。はっきりとした絵が赤ちゃんの目をくぎづけにします。
「なりきりたいそう はじめるよ」チューリップ、バナナ、おにぎり、ひこうき……、何かになりきるのって、たのしいね! さあ、絵本を見ながら、パンダといっしょに、おもいっきり体をうごかそう! 大人気「パンダたいそう」シリーズの一作。
木版画はその時の気温や湿度によって色ののり方が変わります。パンも気温や湿度によって膨らみが変わります。木版画特有の色ムラをおさえてなめらかに摺ると、しっとりとしたバターロールが現れ、木目を強調して摺ると、かりかりのフランスパンができあがります。今、注目の木版画家、彦坂有紀さんともりといずみさんが、子どもたちが大好きなパンそれぞれの特徴を見事に版画で表現しました。本物以上にパンらしく、美味しそうなパンのオンパレードです。
『ツリーさん』は新井氏が得意とする低年齢向けの絵本で、「クリスマスツリー」が主人公。最初の場面では、ただのもみの木であった「ツリーさん」に、さまざまなオーナメントのキャラクターが次々とくっついていきます。「ツリーさん」は、徐々にクリスマスツリーらしく、にぎやかになっていき、最後には驚きのオチが待っている……という内容。新井氏のかわいらしいタッチで描かれた本作は、小さい子でもクリスマスを楽しめるシンプルな絵本。数々のボードブックを発表している新井氏が初めて挑戦する「クリスマス絵本」ですが、「ツリーを飾り付ける楽しさ」が伝わってくる、心温まる一冊です。
このくれよんは、ぞうのくれよん。ぞうが、青いくれよんで、びゅーびゅー大きな丸を描いたら、カエルが池と間違えて飛び込んじゃった! ダイナミックで大人も解放されるロングセラー絵本です。
0歳から2歳ごろのお子さんの読み聞かせにおすすめのロングセラー絵本をご紹介しました。ぜひ親子でお楽しみください。