自由研究でいちばん頭を悩ませるのが、「テーマ選び」ではないでしょうか?
「自分が興味があるものでいい」と言われても、正直そんなに興味があるものがない。準備がめんどうだから、できるだけ短時間でやっつけたいなど、条件をいろいろ考えると「コレ!」というものが見つからなくて困ってはいませんか?
本サイトでは、自由研究のテーマ探しのヒントになるアイデアや、簡単にできる工作記事を集めました。さらに「自由研究の進め方」や「まとめ方」までサポートします。
今年こそ夏休みの宿題を早く片付けて、夏を思い切り楽しみましょう♪
ステップ1:「好きなもの」や「興味があること」を見つけよう
「自由研究」には、主に5つのテーマがあります。
①観察 (理科の授業でやるもの)
②工作 (図工の授業でやるもの)
③実験 (理科の授業でやるもの)
④調べ学習 (社会の授業でやるもの)
⑤料理 (生活や理科の授業でやるもの)
少しでも「好き」という気持ちが持てるものや、「ちょっとやってみたいと思う」興味があるものをテーマにすると、前向きな気持ちで取り組むことができるでしょう。手っ取り早く宿題を片付けたいのなら、1日でできる簡単な実験や、出かけたり準備したりする手間が少ない「調べもの学習」でもOKです。実験や料理は、安全のためにも、お家の人といっしょにやりましょう。
ステップ2:本やインターネットで下調べをしてやることを決める
「好きなもの」や「興味があること」が見つかったら、具体的に「どんなことをしたらいいか」、本やインターネットで調べてみましょう。
ステップ3:計画を立てて材料や道具を準備する
やることが決まったら、次は計画を立てます。準備に何日かかり、いつ実行するのか。どうやって記録するのか。最終的に「なにができあがるのか」「なにがわかるのか」など結果を予測しておくと、まとめのときに役立ちます。
ステップ4:実験や作品づくりをする
準備が整ったら、計画にそって実験や作品づくりをします。ハサミや包丁、薬品を使う場合は、事故が起きたりケガをしたりしないように、取り組みましょう。
ステップ5:結果をまとめる
最後に、やってみた結果や調べた結果をまとめます。

波場直之先生
大阪公立大学大学院理学研究科教授
「世界で最も影響力のある科学者トップ2%」2025年版に選ばれた博士。専門は素粒子物理学、素粒子論的宇宙論。
植物や動物などを観察して、成長や変化など気づいたことをまとめます。 今まで気づかなかったおどろきの発見があるかも!?
なにを観察するのか、自分の好きなものを見つけましょう。植物を育てる場合は、毎日お世話をして、成長の記録をつけることが必要です。動物の場合は、観察する動物の種類や、観察することを考えてみましょう。
家にある素材や100均素材を使った、工作のアイデアがいっぱい! 材料がすべてそろっている「工作キット」も活用して、楽しく取り組みましょう。
身近な道具や素材を使ってできる、おもしろくて簡単な実験テーマがこちら!
準備するときには、どんな実験をするのか、自分の年齢で扱える薬剤や材料か、道具をそろえられそうかなど、本当に実験することができるのか、事前に調べてみましょう。化学薬品は、小学生だけで使うには危険がある場合があるので、そのときはお家の人に相談しましょう。
「どうしてこうなっているの?」と疑問に思ったことや、「もっと知りたい!」と思ったことを、本やインターネット、実際に観察をして調べます。
身近なことや、最近見たり聞いたりしたこと、知りたいと思ったことなど、パッと思いついたことを調べて見て、「これならできそうだ」と思ったテーマを選びましょう。
料理には「理科の実験」に似ている要素があります。
「野菜を塩ゆでするのはなぜ?」とか、「枝豆をつぶして砂糖を混ぜると、色が鮮やかになるのはなぜ?」など、料理をしていて発見したことをまとめると、自由研究らしい取り組みになります。
「好きなもの」や「興味があるもの」がパッと思いつかない場合は、絵本や図鑑を活用するのがおすすめ!
パラパラめくっていて「おもしろそう!」と思ったものがあったら、説明文を読んでみましょう。
「ちょっと違うかな」と思ったら、またページをパラパラめくって探していけばOK。そんなテーマ探しのヒントになる記事を紹介します。
実験や制作が終わったら、最後に「自由研究のまとめ」を作ります。先生や友達が読んだときに、やったことや結果がわかりやすくなるように書くのがポイントです。
次の7つの手順に沿ってまとめてみましょう。
①タイトル
テーマが伝わるようなタイトルを考えてみましょう。
② 研究のきっかけ
どうしてこのテーマ(生きもの、工作など)を選んだのか、理由を書きます。
③ 研究結果の予想や調べたいこと
調べもの学習の場合は、テーマを決めたときに調べたいと思ったこと、実験や観察の場合は「これを作ったらどうなるだろう?」「この生きものはどんな行動をするだろう?」と自分なりに考えた予想を書きます。
予想しておくと、⑥の結果と⑦の感想を書くときにとても役立ちます。
④ 材料や道具、調査方法
使った道具や材料、調べた場所や日時、実験のルールなどを書きます。実験結果に影響する場合もあるので、なるべく詳しく書いておきましょう。
⑤ 研究や工作の方法と手順
どうやって調べたか、どんな順番で作ったのかを、詳しくまとめます。
⑥ 結果(わかったこと・できたもの)
研究や観察の結果や、料理や工作を作っているときの様子を、写真やスケッチなどで記録したものを順番に並べて、説明文をつけましょう。表やグラフを使って、わかりやすく説明する工夫も大事です。完成した工作の写真や絵も忘れずに!
⑦ 感想や失敗から学んだこと
最後に、研究全体を振り返った感想を書きます。結果について自分なりに考えたことや、予想と違って驚いたこと、作るときに失敗したときにどんな工夫をしたかなど、気づいたことをどんどん書きましょう。料理や工作は、食べたり遊んだりしてくれたお家の人の感想を聞いて書くのもおすすめです。
実験や観察が終わったら、最後は研究結果の「まとめ」が必要です。先生や科学ジャーナリストなど「研究のプロ」が撮影方法やまとめ方のコツを教えてくれます。
