8月3日 ウルトラマンタロウ バードン大暴れ! 地球のピンチに駆けつけたウルトラヒーローとは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月3日(1973年)

テレビマガジン編集部

一方、日本中の子どもたちはタロウの生存を信じ、タロウの命が助かるよう空に向かって叫ぶ。すると、その願いが届いたかのようにひとつの光が宇宙から現れる。それは、ウルトラ兄弟の長兄であるゾフィーだった。ゾフィーはタロウの亡骸を連れ、静かに地球を去っていく。
奮闘むなしく倒れてしまったタロウを連れて帰るゾフィー  ©円谷プロ
その後、バードンが旅客機を襲撃し、ZATはその現場に調査に向かった。しかし、墜落した旅客機の残骸は発見できたものの、遺体が全く見つからない。乗員乗客は、全員バードンが食べてしまったのだ。荒垣修平副隊長は、トリモチでバードンの動きを拘束する作戦を思いつき、準備を指示。その後、池で行水をするバードンを発見し作戦を開始した。

しかし、行水で体が濡れているバードンにトリモチを落としたため、想定ほどの効果は出ず、バードンは暴れだしてしまう。さらに、その近くにはタケシや彼の父親が入院している病院があった。病院を守るため、攻撃を開始するZAT。

一方、病院に入院している患者たちは逃げ出すも、重傷を負っているタケシの父親はその場から動くことができず、タケシも父親を心配し、逃げようとしない。

バードンはトリモチを引き剝がそうとして、病院の方向に倒れそうになってしまう。するとそこに、再びゾフィーが登場。タロウに代わってバードンに戦いを挑んだ。バードンにZ光線を命中させるゾフィーだったが、バードンも火炎放射で反撃。ゾフィーの頭部に引火してしまう。さらにバードンの連続攻撃によって、ゾフィーは戦闘不能に陥ってしまうのだった。
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