あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月6日」(2018年)。
思い出の中には確かに存在するのに、なぜか子どものころのアサヒに関するものが保管されていないことに気づいたウシオ。つい「君は誰?」とウシオはアサヒに言葉をかけてしまい、それに怒ったアサヒはやけ食いをする。そこに、以前から密かに暗躍していた美剣サキが現れた。
アサヒがサキと出会う
帰宅したカツミとイサミは、落ち込んでいるウシオを発見。ウシオは、アサヒについ「君は誰?」と言ってしまったことで落ち込んでいた。一方、父親の言葉に傷ついたアサヒはたい焼きをやけ食いしていた。そこに、ひとりの少女が現れる。
それは、謎のルーブジャイロでホロボロスを召喚し、ロッソたちに差し向けていた少女だった。少女は突然「お前は誰だ?」とアサヒに問う。少女はアサヒのことを探っているようで、ほんとうに父親や兄たちの親族なのか、証拠はあるのかとアサヒを問い詰める。しかし、ポジティブなアサヒはそれを聞き、証拠を見つければ自分が家族であると証明できると考えたのだった。アサヒから名前を聞かれ、美剣サキと答えた少女はウルトラマンとウルトラマンベリアルのルーブクリスタルを残し、姿を消してしまう。
帰宅したアサヒに、ウシオと仲直りをさせようとするカツミとイサミ。しかし、アサヒが突然ルーブクリスタルを持って帰ってきたことで、話題がそちらに移ってしまう。イサミはルーブクリスタルの調査のため大学にいき、カツミはクワトロMの仕事を再開。ひとりになってしまったアサヒは、自分が家族である証拠を探しはじめる。