1月7日 帰ってきたウルトラマン 地球侵略を240年待ったバルダック星人の作戦とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」1月7日(1972年)

テレビマガジン編集部

1972年1月7日は『帰ってきたウルトラマン』第39話「冬の怪奇シリーズ 20世紀の雪男」が放送された日です。単なる伝説ではなく、人類学的に価値のある観点から雪男の論文をまとめている津村秀男と、恋人の片岡洋子のふたりは、さまざまな証拠から権現山に雪男がいると確信し、猛吹雪のなか調査を行っていた。

しかし、雪男らしき影を発見すると同時に洋子は足を滑らせてしまう。まず洋子を助けた秀男は、彼女をその場に残して雪男の写真を急いで撮りに向かう。しかし、洋子の視界から吹雪で秀男が見えなくなると同時に、彼の悲鳴が聞こえたのだった。
秀男たちが目撃した、雪男らしき影!?  ©円谷プロ
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「雪男が現れた」という通報を受けたMATだったが同時に、天文台からは-273℃の惑星が240年ぶりに地球に近づいているという報告も受ける。「寒い話ばかりだな」と、冗談まじりに話す上野一平隊員。伊吹隊長から指示を受けた郷と雪男の話を信じていない岸田文夫隊員は、権現山に向かったのだった。

山に入ろうとする郷たち。しかし、雪男を恐れる地元住民たちから反対され、話の流れで保護された洋子のボディーガードをすることになってしまう。疲弊して眠っている洋子に付き添う郷と岸田だったが、突然洋子が悲鳴をあげる。窓の外に雪男がいたというのだ。郷たちが調べると、窓が不自然な凍り方をしている。そのとき、行方不明になっていた秀男が現れた。

秀男は、あれだけ熱心に探していた雪男の存在をなぜか否定。雪男生存説の論文執筆も中止し、東京に戻ると言い出す。だが、洋子の体力がまだ回復しておらず、休養が必要だと聞いた秀男は、ひとりで東京に帰ってしまう。そんな秀男の後を追う郷の目に一瞬映ったのは、人間のものとは思えない謎の影だった。

バルダック星人の侵略計画が始まる!

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