郷の住むマンションの隣の部屋に住み、彼と最近交流するようになった村野ルミ子は、偶然にも洋子の友人だった。ルミ子曰く洋子はどんなことがあっても冷静さを失うような人物ではないという。ルミ子のつてで、再度面会した洋子から、秀男が雪男の資料とともに失踪したと聞いた郷は、さらに疑念を深める。
雪男の伝説は、240年前から始まっており、12年周期でその姿が目撃されていた。その12年の周期が今年だと言う。郷は、−273℃の星が地球に接近するタイミングが雪男の出現と重なっていることに気づき、このふたつの関連性を考える。郷は、同行したいと話す洋子を連れ、天文台に調査に向かった。
一方そのころ、精気のない表情でたたずむ秀男の体から、雪男が分離していた。雪男の正体はバルダック星人という宇宙人で、-273℃の星・バルダック星が地球に接近することを利用して、母星の仲間とともに地球侵略を企てていたのだ。バルダック星人は自分たちのことを調べ上げた秀男の論文を破棄し、宇宙船で地球に向かっている仲間たちに、自分の居場所を知らせる。
バルダック星が東京の上空に現れることを聞いた郷は、ウルトラマンジャックの力で複数の宇宙船が向かっていることに気づく。一方、バルダック星人は仲間たちが活動しやすいように東京を凍らせようと、巨大化して活動を開始した。