1月7日 帰ってきたウルトラマン 地球侵略を240年待ったバルダック星人の作戦とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」1月7日(1972年)

テレビマガジン編集部

その後、郷たちも東京に戻り経緯を報告。隊員たちは洋子が幻を見たと考えていたが、郷は秀男が誰の助けもなく生還してきたことの不自然さもあり、洋子の言うことを信じていた。

郷の住むマンションの隣の部屋に住み、彼と最近交流するようになった村野ルミ子は、偶然にも洋子の友人だった。ルミ子曰く洋子はどんなことがあっても冷静さを失うような人物ではないという。ルミ子のつてで、再度面会した洋子から、秀男が雪男の資料とともに失踪したと聞いた郷は、さらに疑念を深める。

雪男の伝説は、240年前から始まっており、12年周期でその姿が目撃されていた。その12年の周期が今年だと言う。郷は、−273℃の星が地球に接近するタイミングが雪男の出現と重なっていることに気づき、このふたつの関連性を考える。郷は、同行したいと話す洋子を連れ、天文台に調査に向かった。

一方そのころ、精気のない表情でたたずむ秀男の体から、雪男が分離していた。雪男の正体はバルダック星人という宇宙人で、-273℃の星・バルダック星が地球に接近することを利用して、母星の仲間とともに地球侵略を企てていたのだ。バルダック星人は自分たちのことを調べ上げた秀男の論文を破棄し、宇宙船で地球に向かっている仲間たちに、自分の居場所を知らせる。

バルダック星が東京の上空に現れることを聞いた郷は、ウルトラマンジャックの力で複数の宇宙船が向かっていることに気づく。一方、バルダック星人は仲間たちが活動しやすいように東京を凍らせようと、巨大化して活動を開始した。
地球に接近したバルダック星から飛来したバルダック星人の宇宙船団  ©円谷プロ
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MATは攻撃を開始するも、バルダック星人の冷凍ガスに苦戦。さらに、その場には心を奪われた秀男もいた。郷は秀男と、彼のもとに向かう洋子を助けようとして冷凍ガスを浴びてしまうものの、ウルトラマンジャックに変身して復活。ウルトラブレスレットを使用したウルトラ火輪でバルダック星人を倒し、さらにバルダック星人の宇宙船団とバルダック星も無事に撃破したのだった。
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