あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月31日」(2002年)。
以前、地球侵略のためベリル星人によって地上に出現した、侵略変形メカ ヘルズキング。防衛軍は、ヘルズキングを密かに回収しヘルズキング改に改修。カオスヘッダーに対抗するための兵器にしようとしていた。
ヘルズキングは回収されていた
だが、カオスキメラにはまだ未知の部分が多く、培養し増やすことができなかった。ドイガキ隊員たちは、カオスキメラの研究を続ける。そんなある日、EYESはカオスヘッダーが苦手とする、「ソアッグ鉱石」を防衛軍の秘密研究所に輸送するという任務を受ける。なんでも、防衛軍が開発した対カオスヘッダー兵器に使用するらしい。
ムサシ、ヒウラ・ハルミツキャップ、フブキ・ケイスケ隊員は秘密研究所に向かい、ソアッグ鉱石を渡す。しかし、そこでムサシたちが見たのは、以前地球侵略に利用されたロボット怪獣・ヘルズキングだった。コスモスに弱点を撃ち抜かれ敗北したヘルズキングを、防衛軍は密かに回収していたのだ。そして、カオスヘッダーから地球を守るための兵器として、さらなるパワーアップを施していた。ヘルズキング改として生まれかわったそのメカは、ソアッグ反応炉を搭載。物質を分子レベルまで分解する「ソアッグビーム」の発射が可能になり、対カオスヘッダー兵器として完成したのだった。