あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月2日」(1974年)。
人間の血を吸うウルフ星人により、夜な夜な若い女性が襲撃されていた。そんなある日、ゲンの職場の同僚である野村 猛の幼なじみが、ウルフ星人に乗り移られてしまう。人を襲う怪物になった彼女に、猛は……。
冴子がウルフ星人に乗り移られる
ゲンたちMACは、遅くまで練習をしている冴子たちのもとを訪れた。夜間の外出は控えるよう通達されていたが、大会のために練習をしたいと言う冴子たち。すると、奇妙な鳴き声が響き、ゲンは人間大のウルフ星人を発見。マックガンが命中し敵は負傷するも逃げられてしまう。そしてその後、帰宅した冴子はウルフ星人に襲われ、乗り移られてしまった。そして、その様子を冴子の母親は目撃していたのだった。
母親は動揺するが、冴子はすぐに意識を回復し、自分は大丈夫だから騒がないようにと母親に話す。そして、「自分は狼男のお嫁さんになった」と語ったのだった。翌日、ゲンたちMACはウルフ星人を発見。敵は、体操クラブの女子学生を襲っていた。ウルフ星人は跳躍して空中で体を回転。それは、冴子の練習していた風車にそっくりな動きであった……。