大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメ...
ジュランが花を咲かせる！
その根は、お堀に出現したものと同じもので、トゲから人間の血を吸う性質があった。一平は、広告社のビルだけが被害にあったという局地地震と、この巨大植物は関係があると考える。ビルの真下に、巨大植物の球根があるというのだ。一平の仮説は当たっており、万城目と一平が再び広告社を訪れると、社員たちは重要書類をビルの外に続々と運び出していた。
一方、この巨大植物・ジュランは「マンモスフラワー」と呼ばれ、一の谷博士と源田博士を中心とした対策本部が設置された。一の谷博士は一刻も早くマンモスフラワーを駆除するよう訴える。しかし、源田博士は巨大というだけでとくに害のないマンモスフラワーを１日だけでも研究したいと主張し、ふたりの意見は割れてしまう。
すると、突如地震が発生。地中からビルを突き破るように花茎が成長し、屋上につぼみが現れた。そして、そのつぼみは花を咲かせる。さらに、ビルの中には一平と、彼の友人の道子が取り残されていた。自衛隊は、ジュランの毒花粉を浴び負傷する隊員を出しながらも、なんとか一平たちの救助に成功する。
源田博士は考えを改め、一の谷博士に謝罪。そして、万城目に協力を仰ぎ、彼の操縦するセスナに乗って、空から炭酸ガス固定剤を噴射する機械を投下した。ジュランはそれを浴びると花を枯らし、各所に伸びた根も自衛隊によって焼却されたのだった。
一方、この巨大植物・ジュランは「マンモスフラワー」と呼ばれ、一の谷博士と源田博士を中心とした対策本部が設置された。一の谷博士は一刻も早くマンモスフラワーを駆除するよう訴える。しかし、源田博士は巨大というだけでとくに害のないマンモスフラワーを１日だけでも研究したいと主張し、ふたりの意見は割れてしまう。
すると、突如地震が発生。地中からビルを突き破るように花茎が成長し、屋上につぼみが現れた。そして、そのつぼみは花を咲かせる。さらに、ビルの中には一平と、彼の友人の道子が取り残されていた。自衛隊は、ジュランの毒花粉を浴び負傷する隊員を出しながらも、なんとか一平たちの救助に成功する。
源田博士は考えを改め、一の谷博士に謝罪。そして、万城目に協力を仰ぎ、彼の操縦するセスナに乗って、空から炭酸ガス固定剤を噴射する機械を投下した。ジュランはそれを浴びると花を枯らし、各所に伸びた根も自衛隊によって焼却されたのだった。
【ウルトラ怪獣事典】
作中では「マンモスフラワー」の名前で呼ばれていた ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
巨大植物 ジュラン
身長／100メートル
体重／3000トン
何らかの理由で復活した、古代の植物。根についたトゲから人間の血を吸い、急成長した。花からは毒花粉を撒き散らす。
登場エピソード：『ウルトラＱ』第４話「マンモスフラワー」（1966年１月23日放送）
脚本：金城哲夫、梶田興治／特技監督：川上景司／監督：梶田興治
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
１月23日は巨大な植物が花を咲かせた日
１月23日は、ビルを突き破り、巨大なジュランが開花したエピソードの日。万城目の活躍で、毒花粉を撒き散らすジュランは無事に撃退されたのでした。
本作は第４話として放送されましたが、『ウルトラＱ』では最初に制作されました。円谷英二の下に集った若きスタッフたちが準備を重ね、本作のお堀のシーンでクランクインした1964年９月27日、半世紀以上にわたって今なお続くシリーズの撮影が始まったのです。
本作は第４話として放送されましたが、『ウルトラＱ』では最初に制作されました。円谷英二の下に集った若きスタッフたちが準備を重ね、本作のお堀のシーンでクランクインした1964年９月27日、半世紀以上にわたって今なお続くシリーズの撮影が始まったのです。
©円谷プロ
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga