
地上で避難誘導を行うイチカに、ひとりの少女が攻撃を止めるよう求めてくる。そこに、戦闘により瓦礫が落下してきたため、イチカはからくも少女を守るが、その少女の頭部は、なんと宇宙人のものに姿を変えていた。さらに、その直後に小さな瓦礫がイチカの頭に当たり、イチカは気を失ってしまう。
エレキングは湖の中に姿を消し、戦闘は終了。その後、イチカは見知らぬアパートの一室で目を覚ます。先ほどの少女が介抱してくれたのだ。自分を警戒するイチカに、少女は事情を話しはじめた。彼女はピット星人で、ひとり旅をしていたところ、宇宙船が故障して地球に不時着。仲間の救援を待っていたが、スフィアの襲来により地球にバリアが張られてしまったため、地球を発つことができなくなってしまったという。
湖に潜むエレキングは、エリーという名前の彼女のペットだった。もともとは小さい姿をしていたが、地球の環境が原因なのか、どんどん大きくなってしまい、今は湖に隠しているというのだ。エレキングは餌を求めて電気を吸収していた。