あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月24日」(2005年)。
「ゼットンの娘」を自称する女性が現れる。その女性・夏美の先祖はゼットン星人により「ゼットン・ナノ遺伝子」を植え付けられていた。そして、青い流星とともに怪獣・ゼットンが出現。最強の怪獣に苦戦するマックスを助けに、M78星雲からウルトラマンゼノンがやってくる!
ゼットンの娘が現れる
カイト、コイシカワ・ミズキ隊員を連れ、夏美と面会するヨシナガ教授。夏美はゼットン怪獣が地球に飛来し、ウルトラマンマックスを殺すと警告をしにきた。そして、自分はゼットン星人の娘だと言う。突拍子もない発言に、カイトとミズキはふざけているのかと疑うが、ヨシナガ教授は彼女の言うことをあっさりと信じたのだった。
10年前、夏美は超能力を発揮し、世界中から注目を集めていた。ヨシナガ教授は世界中の学者たちとともに夏美の力を科学的に解明しようとしていたが、夏美の超能力はある日突然失われてしまったらしい。ヨシナガ教授は、夏美の超能力が復活したと考えていたのだった。すると、突如司令室のモニターがゼットン星人にジャックされる。ゼットン星人はもうすぐゼットン怪獣がくると予告したのだった。
DASHはゼットン星人からの電波の発信元を突き止め、調査に向かった。しかしカイトとミズキはそこでトラックに撥ねられた夏美と遭遇。すぐに病院に運ぶが夏美は重症で、カイトは輸血に協力する。しかし翌日、夏美はすっかり元気になって、職場である幼稚園で働いていた。カイトたちは夏美を尾行するが、怪しいところは見られず、むしろ体調を崩した隣人の世話をするなど、彼女が優しい女性であることを知ったのだった。