6月20日 ウルトラマンダイナ 宇宙生まれの子どもたちは地球にたどり着けるか!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」6月20日(1998年)

テレビマガジン編集部

1998年6月20日は『ウルトラマンダイナ』第41話 「ぼくたちの地球が見たい」が放送された日です。木星の衛星軌道上にある宇宙ステーションで生まれ育った、宇宙生まれの人類の第一世代となる6人の子どもたち。彼らを乗せた輸送客船・ガゼル号は3名の大人の乗組員とともに地球に向かっていた。地球の人びとは子どもたちの帰りを心待ちにしており、スーパーGUTSも受け入れの準備を進めている。

しかし、到着まであと4時間半あまりとなったそのとき、ガゼル号に謎の巨大生物が接近。それは、3年前に建設中の宇宙ステーションを襲った怪獣・ダイオリウスだった。ガゼル号はダイオリウスに組み付かれ船体の一部を損傷するも、宇宙ステーション オメガから出動したクリムゾンドラゴン小隊が接近してきたため、ダイオリウスはすぐに飛び去っていく。危機を脱し、船体の状態を確認しに行くガゼル号の機関士・春川だったが、突如、春川は謎の生物に襲撃されてしまう。ダイオリウスがガゼル号に幼虫を産み付けていたのだ。

春川が幼虫に引きずられていくのを船内カメラで目撃した朝倉船長は、防御シャッターを封鎖して幼虫の侵入を防ぐ。その直後、モニターには春川の生体反応がゼロになるのが映し出されていた。一方、スーパーGUTSやTPCも幼虫の存在に気づき対策を練りはじめた。調査の結果、ダイオリウスの幼虫が羽化する際に分泌する体液は猛毒であり、それは地球の大気圧では一瞬で気化することが判明。幼虫を地球に持ち込めば、数百万単位の死者が出ることがわかった。

さらに、ガゼル号はダイオリウスに組み付かれたときのショックでコンピューターが破損、航路を変更することができなくなっていった。
ガゼル号を撃墜せよ!
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