5月25日 ウルトラマンタロウ 赤く光る人魂が人々を沼に引きずり込む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月25日(1973年)

テレビマガジン編集部

大人を信じられない次郎に、光太郎が約束をする

翌日、怪獣が出現したと通報を受けZATがやってきた。父親の仇を取ると言う次郎を南原隊員はなだめる。しかし、次郎は自分の話を信じてくれなかった南原に反発するのだった。池の中を調査した結果、姿を消した地元の人々の所持品が次々と発見される。みな、トンダイルの被害にあったのだ。

沼に何かがいると考えた新垣副隊長は、地底戦車のベルミダーⅡ世の出動を要請。光太郎と北島は、地底に潜る。地底には、トンダイルと人間が閉じ込められた大量のカプセルがあった。カプセルは保管されており、まだ食べられてはいなかったのだ。ベルミダーⅡ世はドリルを回転させ、トンダイルに体当たりをするが、ドリルがトンダイルの体に突き刺さり、抜けなくなってしまう。さらに、痛みに悶えたトンダイルはベルミダーⅡ世ごと地上に現れた。

航空機で応戦しようとするZATだったが、ベルミダーⅡ世が刺さっているため攻撃ができない。すると、次郎が家に代々伝わる槍を持ってトンダイルに向かってしまう。ドリルを逆回転し、脱出した光太郎は、次郎を説得。必ず怪獣を倒すと約束して、次郎を避難させる。

光太郎は次郎の槍を手に取って投げ、トンダイルの目に命中させるとウルトラマンタロウに変身。沼の中に引きずり込まれそうになるも脱出し、ストリウム光線で撃破したのだった。

大蛙怪獣 トンダイル

ふたつの大きな目は、人魂のように怪しく光る  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
大蛙怪獣 トンダイル

身長/47メートル
体重/4万トン

沼に潜み、夜な夜な人間を襲っていた怪獣。口からカプセルを吐き、人間を捕まえて巣に持ち帰る(光太郎は、冬眠時の餌にするのだろうと推測していた)。口から火を吐いて攻撃する。

登場エピソード:『ウルトラマンタロウ』第8話「人喰い沼の人魂」(1973年5月25日放送)
脚本:田口成光/特殊技術:山本正孝/監督:岡村 精

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5月25日は人魂の正体であるトンダイルが出現した日

5月25日は、沼に潜んだトンダイルが地上に出現したエピソードの日。タロウの反重力光線とリライブ光線によって、カプセルに閉じ込められていた人々は救出され、次郎も無事に父親と再会することができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。