5月1日 ウルトラマンガイア 獣人がチップを埋め込み人を凶暴化させる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月1日(1999年)

テレビマガジン編集部

大剛も敵の被害にあってしまう!

一方、ウルフファイヤーは山籠もりをしていた大剛のもとにも出現。チップを埋め込まれ、力をつけた大剛は師匠に勝負を申し込む。だが、パワーと好戦的な性格を身につけても、大剛は勝つことができなかった。駆けつけた我夢にチップを引きはがされ、正気に戻る大剛。師匠は「本当の強さが、お前には欠けている」と大剛に言葉をかけたのだった。

XIGは大剛に案内され、ウルフファイヤーが出現した山に到着。すると、ウルフファイヤーが出現すると必ず現れるという発光体を目撃した。そして、2体のウルフファイヤーが現れる。怪物を相手に恐怖を隠せない大剛だったが、生身で挑んでいく師匠の姿を見て奮闘。瀬沼の銃撃で、1体が倒される。

しかし、今度は姿を潜めていた円盤が出現。この円盤が、ウルフファイヤーを送りこんでいたのだ。円盤は生き残ったウルフファイヤーに光線を照射すると、ウルフファイヤーは巨大化。我夢が変身したウルトラマンガイアと戦闘になる。ガイアは炎を吐いて攻撃するウルフファイヤーに、アグルブレードで応戦。そして、スプリーム・ヴァージョンに変身してフォトンストリームで撃破する。円盤も、梶尾克美リーダーらチーム・ライトニングによって撃破されたのだった。

サイボーグ獣人 ウルフファイヤー

巨大化してガイアと激突した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
サイボーグ獣人 ウルフファイヤー

身長/2.3~53メートル
体重/150キログラム~4万2000トン

何者かによって、実験のため地球に現れた怪物。9体出現し、そのうち1体が円盤からの光線を浴びて巨大化した。動きは俊敏で、鋭い爪で敵を切り裂く。また、巨大化した際は口から炎を吐いた。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第34話「魂の激突!」(1999年5月1日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:村石宏實

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5月1日はウルフファイヤーが人間を凶暴化させた日

5月1日は、謎の円盤によってウルフファイヤーが出現。桑原隊員の従兄弟が凶暴化してしまったエピソードの日。今回の事件を教訓に、再びトレーニングに励む大剛。簡単には強くなれませんが、師匠から「魂をぶつけ続ければ、いつかは本物になれる」と元気づけられたのでした。

桑原隊員役を演じるのは、ウルトラヒーローのスーツアクターも担当されている中村浩二さん。本エピソードではマンモス大剛もひとり二役で演じられており、さらにガイアも演じられています。中村さんは、最近も『ウルトラマンデッカー』にてグレゴール人グレースの人間態を演じられていました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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