
子どもを連れ去る怪しい老人
ある日、北斗がXYZ地点のパトロールをしていたところ、その老人と子どもたちを目撃する。しかし、本部に異状なしと報告した後、あらためて周囲を双眼鏡で確認する北斗の目の前で、彼らは忽然と姿を消してしまう。異状に気づいた北斗が子どもたちのいた砂浜に下りると、真夏なのに突然雪が降り始める。
老人を見つけて、北斗が後を追うと、老人の顔は怪物のものに変わり、火を吹いて攻撃を仕掛けてきた。抵抗を試みる北斗だったが、突然今までいたはずの砂浜が断崖絶壁に変わり、北斗は崖から転落してしまう。
怪我を負いながらも北斗は基地に帰還し、仲間たちに事情を説明するが、XYZ地点には砂浜が無く降雪も観測されていないことから、夕子を除いて誰も話を信じてくれない。しかし、そこで竜 五隊長が全員に声をかけた。北斗に休むよう言いつつ、他の隊員にXYZ地点や行方不明になった子どもがいないかの調査を指示したのだ。
さらに、北斗をメディカルセンターに送るよう指示を受けていた夕子の手助けを得て、北斗もXYZ地点に到着。先着していた今野 勉隊員、山中一郎隊員とともに調査をしようとする。しかし、XYZ地点は崖になっており、北斗の言ったような砂浜はなかった。