9月8日 ウルトラマンA 子どもたちを連れ去る謎の老人! ついにAがヤプールと直接対決!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月8日(1972年)

テレビマガジン編集部

巨大ヤプールが待ち受ける!

北斗たちが改めてTAC本部で調査を行っているころ、世界中で子どもたちが消失する事件が続発していた。そして、事件発生現場からきた通報の電話のうしろでは、例の歌がわずかに聞こえてくる。その後も子どもたちが消える事件が続く。そんなある日、北斗は目の前でまるで催眠状態に陥っているかのように、ゆっくりと川の方向に向かっていく子どもたちを発見。必死で止めようとするが、子どもたちは北斗の目の前で姿を消してしまう。

一方、竜隊長は子どもたちが消えるたびに、夜空の星が増えていることに気づいていた。こんなことができるのは、ヤプールしかいない。子どもたちはヤプールによって異次元に連れ去られてしまったのだ。自身の甥も行方不明になったという竜隊長。北斗はヤプールに攻撃を仕掛けようと話すが、今の人類に異次元空間に突入する術はない。

しかし、TACの装備を開発する梶 洋一によるとひとつだけ方法があるという。それは、メビウスの輪のように、人間の体を表面だけの存在にすれば理論上は異次元空間に突入することができるというものだった。北斗は、命の危険を冒してその実験を受けることを決める。そして、ついに実験は成功し、北斗は異次元世界に辿り着く。さらに、ウルトラの星から現れたゾフィーの力によって夕子も異次元空間に突入。ふたりはウルトラタッチでウルトラマンAに変身した。
夕子を北斗のもとに連れていくゾフィー  ©円谷プロ
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Aを異次元空間で待ち構えていたのは、これまで地球に超獣を送り込んできたヤプールが融合した、巨大ヤプールだった。Aはヤプールの得意とする異次元空間で苦戦してしまうものの、反撃を開始。敵の光線を弾き返し、ついに宿敵ヤプールを撃破したのだった。
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