9月30日 ウルトラマンブレーザーとともにゲバルガを倒せ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月30日(2023年)

テレビマガジン編集部

ブレーザーの行動の理由

作戦は、ゲバルガを誘導し、アースガロンによる狙撃でチルソナイトスピアを腹部に撃ち込むというものだ。ゲントが以前指揮していた特殊部隊が協力してくれることになり、ゲント、アオベ エミ隊員、ミナミ アンリ隊員とともにゲントは活動を停止しているゲバルガのもとに向かう。

爆弾の取り付け作業の中で、旧知の隊員と話していたゲントは3年前のある任務を思い出す。岐阜にある施設での任務の最中、ゲントは逃げ遅れた人を探すためにひとりで施設の奥に向かう。すると突然大きな光が発せられた。逃げ遅れた人がいるかもしれないと思ったゲントは、その光の中に手を伸ばしたのだった。

その後、爆弾の設置が完了し、作戦が開始される。爆発に驚いて活動を再開するゲバルガは、SKaRDの指揮車・SKaRD MOPに誘導されて狙撃ポイントに向かい始める。そして、放電攻撃を行おうと腹部をあらわにした瞬間を狙いアースガロンはゲバルガにチルソナイトスピアを射出、腹部の発生器官にみごと命中させる。
チルソナイトスピアを装填した長砲身タイプのメガショットでゲバルガを狙うアースガロン
©円谷プロ PHOTO/講談社
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しかし、最大の攻撃を封じてもゲバルガの戦闘力は高く、接近戦でアースガロンを圧倒。アースガロンは馬乗りにされ、ピンチに陥ってしまう。ブレーザーに変身できないゲントは、部下を救うために単身ゲバルガに挑むが、状況は変わらない。そのときゲントの脳裏に誰かの声が響き、これまでの出来事のビジョンが浮かんだことで、ゲントはブレーザーの行動の理由を知る。

ブレーザーは戦いの中で常に生命を守ることを優先して行動していたのだ。そして、前回のゲバルガとの戦闘を中断したのは、ゲントの命を守るためだった。そしてさらに、3年前ゲントが光の中で摑んだ手は、ブレーザーだったのだ。

ブレーザーの考えを理解したゲントが変身の決意を固めると、ブレーザーストーンがロッカーを破壊して飛来、ゲントはそれを摑みブレーザーに変身を果たす。ゲバルガと再戦するブレーザーが、その腹部に突き刺さったチルソナイトスピアを摑むと、ゲントのもとにガラモンストーンが出現。

ゲントがそれをブレーザーブレスに装填すると、チルソナイトスピアはブレーザーの専用武器・チルソナイトソードに形を変えた。ブレーザーはチルソナイトソードによるオーバーロード雷鳴斬で、ついにゲバルガを撃破したのだった。
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