4月8日 25年ぶりに怪獣が出現! ウルトラマンメビウスが地球に派遣される

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月8日(2006年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月8日」(2004年)。
ディノゾールと戦うウルトラマンメビウス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2006年4月8日より放送が開始された『ウルトラマンメビウス』は、宇宙警備隊のルーキーであるウルトラマンメビウスが、ヒビノ ミライとして防衛チーム・CREW GUYS(クルー ガイズ)に入隊。地球を狙う怪獣や宇宙人と戦う。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』まで、昭和に放送されたウルトラマンシリーズと物語が直接的につながっているのも特徴だ。

ウルトラマン80が地球を去ってから25年。地球は怪獣が出現することはなく、平和な日々が続いていた。しかし、そんな地球に、新たな脅威が迫ろうとしている。M78星雲・光の国は新たなウルトラヒーローの派遣を決定。ウルトラの父にメビウスブレスを授けられた、若きウルトラヒーロー・ウルトラマンメビウスは、かつてウルトラ兄弟たちが守りぬいてきた地球に向かって旅立ったのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

地球にディノゾールが襲来

2006年4月8日は『ウルトラマンメビウス』第1話「運命の出逢い」が放送された日です。公園で女の子が遊んでいた。女の子は、うっかり手に持っていた風船を手放してしまう。しかし、空高く飛んでいったはずの風船を、ひとりの青年が持っていた。青年は優しく女の子に風船を返す。その青年こそが、ウルトラマンメビウスが地球で活動するときの姿であるヒビノ ミライだった。

そのころ、あらゆる状況に対応する防衛隊GUYSの総本部は25年2ヵ月ぶりに怪獣の出現を確認。各国のGUYS実働部隊・CREW GUYSに待機命令が出される。一方、ミライは高台で、ウルトラマンジャック=郷 秀樹が地球の少年に残した「ウルトラ5つの誓い」を復唱する青年と出会う。その青年は、CREW GUYS JAPANのアイハラ リュウ隊員だった。リュウはセリザワ カズヤ隊長から怪獣出現の知らせを受け、戦いに向かっていった。

地球に迫る怪獣・ディノゾールを宇宙で迎撃しようとするリュウたちCREW GUYS。しかし、仲間の戦闘機は次々と撃墜されてしまう。一方、街では避難指示が出され、人々は指定された区域から避難していた。その群衆の中で、サッカー選手のイカルガ ジョージ、大学生のクゼ テッペイ、ロードレーサーのカザマ マリナは、保育園でアルバイトをするアマガイ コノミが保育園に戻ろうとし、警官に止められているところを目撃する。彼らはコノミと面識があるわけではなかった。しかし、会話の内容から、子どもが保育園に取り残されていると考え、ジョージが警官を驚かせた隙にコノミとともに保育園に向かう。
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