あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月22日」(2002年)。
宇宙の掟を破ったことでM78星雲の同胞から断罪され、馬の首暗黒星雲に幽閉されてしまったセブン。本シリーズは、セブンの助けなしで侵略者と戦うウルトラ警備隊と、復活し黒幕との最終決戦に挑むセブンの戦いが描かれる。ビデオは、今回紹介する復活したセブンが地球での戦いを再開する第4話「イノセント」が先にリリースされ、その後第1~3話と最終回の第5話がリリースされた。
復活したウルトラセブンがネオパンドンと交戦
種子の確認を行うシマ・ケイスケ隊員とキサラギ・ユキ隊員。問題の種子以外にはあまり影響のない薬品を使用したとのことだったが、他の植物にも大きなダメージを与えてしまっていた。すると、不自然な酸素濃度の上昇が確認される。ただでさえ、あたりの植物が枯れてしまっているのにそれは異常なことだった。一方、かつてウルトラ警備隊員であったカザモリ・マサキと一体化したウルトラセブンは、光を放ち周囲の自然を回復させる不思議な少女を発見。あとを追うが見失ってしまう。
少女を探して、村のはずれにある民家を訪れたカザモリ。少女は、そこに住む老人の娘らしい。その夜、カザモリはネオパンドンを操る謎の男と邂逅。男は、「古い人類」が少女の仲間をすべて殺してしまったと語る。さらに翌日、カザモリは小学生ほどの外見から急成長した少女と再会。彼女から「仲間を殺さないで」とテレパシーで訴えられる。