5月21日 ウルトラマンネクサス アンノウンハンドに選ばれた人間がダークメフィスト(ツヴァイ)に!
今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月21日(2005年)
2024.05.21
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月21日」(2005年)。
ダークメフィストに変身し孤門や姫矢 准の前に立ちはだかった溝呂木慎也。姫矢との決戦以降、姿を消していた溝呂木はTLTに発見され拘束されるものの、記憶を失っていた。しかし、彼が得た闇の力の秘密を探ろうとするTLTによって、溝呂木は記憶を取り戻し逃走。一方、謎の勢力・アンノウンハンドによりMP(メモリーポリス)の隊員である三沢広之がダークメフィスト(ツヴァイ)に変身。用済みになった溝呂木を狙うのだった。
溝呂木が記憶を取り戻す
しかし、記憶を取り戻した溝呂木は警備員たちを襲い脱走。松永に「俺にはやるべきことがある」と言ってMPの野々宮瑞生を人質にし、フォートレスフリーダムから姿を消してしまった。その様子を目撃したMPの三沢広之は通信で状況を伝えるが、三沢は溝呂木とは別の、謎の人物に襲われてしまうのだった。
スペースビーストの被害者から事件の記憶を消すMP。逃走のなかで瑞生は、これまでに記憶を消してきた人々のことを自分はすべて覚えている、と話す。瑞生のその考えが、他人の記憶を勝手に消したことに対する罪滅ぼしだと感じた溝呂木。彼は逃走の際に怪我を負っていたが、瑞生の「行き倒れになれば捕まる」という訴えを受け入れ山中で休憩をすることに。溝呂木は山小屋で眠ってしまうものの、瑞生は逃げることも助けを呼ぶこともせず、その場に残ったのだった。そんな瑞生に対しわずかに心を開いた溝呂木は、かつて自分が理子という少女の両親を殺害しながらその記憶をなくし、理子と行動をともにしていたことを語る。そして、この逃走劇の目的は理子に謝罪することであることを明かすのだった。