あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月2日」(2005年)。
世界を襲う自然災害。ついに「怪獣」という空想の産物が現実に現れた。怪獣は、増えすぎた人類の個体数を減らすために、人類の天敵として現れたのだ。そして、ついに日本にも怪獣が現れる。
グランゴンとラゴラスの2大怪獣が出現!
国連は、怪獣や宇宙からの侵略者に対抗する国際組織「地球防衛連合UDF」を設立していた。そして、はじめて日本に出現した怪獣であるグランゴンに対し、日本支部は対怪獣用防衛チーム「DASH」を出撃させる。DASHは小型空中母艦 ダッシュマザーで現場に向かい、戦闘機のダッシュバード1号、ダッシュバード2号を発進。グランゴンとの戦闘を開始する。
しかし、パイロットのコイシカワ・ミズキ隊員は、地上に民間人を発見。それは少年を探しに来たカイトだった。カイトは少年を見つけ、車に乗せて逃げようとするが、グランゴンに見つかり、攻撃を受けてしまう。DASHはダッシュバード1号の冷却弾でグランゴンを凍らせ、ダッシュバード2号の攻撃でグランゴンはバラバラに砕け散った。避難所に戻ったカイトは、ミズキから叱責を受けるが、カイトは「誰かを守りたい」という気持ちはDASHにも負けないと自分の想いを伝える。