
一方、TLTに叛逆した孤門たちだったが、すぐには上層部から拘束されることはなく、その場で待機を命じられることとなった。さらに、作戦参謀の吉良沢 優によると、先ほどメガフラシたちが出現したこのニュータウンで、新たなスペースビーストが成長しようとしているらしい。
死期が迫っていることから、これまで捨て身の戦いをしていた憐。そんな憐の力になりたいと考える孤門は、自分に何ができるのかと悩む。すると、和倉英輔隊長が「見ていることしかできないのなら、最後まで見ていてやれ」と孤門に言葉を掛けた。
一方、当初は憐の監視を目的に近づいていたMP(メモリーポリス)の野々宮瑞生は憐に惹かれるようになり、憐にその想いを告げる。憐は自分に死期が迫っていることから、スペースビーストやネクサスについての記憶を消すMPの特殊機器・メモレイーサーを使い、自分の記憶を瑞生から消そうとするも、彼女によって阻止される。そして、瑞生の想いを知った憐は謝罪したのだった。
翌日、孤門と憐が話をしていると上空に禍々しい渦が出現。すると、そんなタイミングで、憐のディフェクトを直すためのラファエルが完成したという、優からの連絡が入る。孤門は、その場にやってきた瑞生とともに病院に向かおうと憐に話すが、その渦の中からスペースビースト・イズマエルが現れた。