狐火の正体は…?
ロープウェイに乗り、那須岳にやってきたカオル。「なぜ、自分が周囲の人々からいじめられなくてはいけないのか」と母親に問うカオルだったが、そこに光太郎が到着。すると、煙の動きがおかしく、悪臭がすることに気づく。光太郎は、ここに見えない怪獣がいると確信。「母親に会う」と言うカオルに、母親は4年前にこの怪獣に殺されたのだと現実に向き合わせる、ロープウェイで下山するよう言い聞かせる。
すると、周囲で連続して爆発が発生。カオルが乗ったロープウェイにも迫ってくる。現場に到着した他のZATのメンバーはスーパースワローでロープをたらしカオルを救助しようとするが、怪獣の攻撃を受け失敗してしまう。挫けそうになるカオル。すると、空に母親の顔が浮かび、「カオルは強い子なのだから、頑張りなさい」と励ましのメッセージが送られてきた。一方、姿が見えない敵に苦戦していたZATは怪獣に塗料を噴射し色をつけるスプレー作戦を実行。その結果、姿を消していた怪獣・ミエゴンが現れた。
しかし、ミエゴンは火炎を吐き、カオルが乗ったロープウェイを燃やそうとする。光太郎はウルトラマンタロウに変身してカオルを救出し、戦闘を開始。ミエゴンはタロウから後頭部にスワローキックを受け、フラフラになるもそのまま火炎を吐き続け転倒。自分の火が体に引火して自滅したのだった。
狐火怪獣 ミエゴン
【ウルトラ怪獣事典】
狐火怪獣 ミエゴン
全長/62メートル
体重/3万3000トン
5本のツノから透明シャワーを放ち、姿を透明にする能力を持った怪獣。狐火や口から吐く火炎が武器。
登場エピソード:『ウルトラマンタロウ』第15話「青い狐火の少女」(1973年7月13日放送)
脚本:斉藤正夫/特殊技術:大平 隆/監督:筧 正典
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
7月13日は那須岳に潜むミエゴンが姿を現した日
那須を舞台にした本作は、同地で撮影が行われました。2022年に割れてしまった九尾の狐伝説の「殺生石」も、当時の姿を見ることができます。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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