感涙の完成度! 変身ギミック入り「ウルトラアイ」開発者の誕生秘話
55年目に夢が実現!「ウルトラレプリカ ウルトラセブン 55th anniversary set」の再現度がスゴイ!
2022.09.19
掛け声・技・怪獣召喚音から変身や飛行音まで網羅!
仲野
まさに現在開発中ですが、おなじみのウルトラセブンの掛け声はもちろん、アイスラッガー、ワイドショット、エメリウム光線と、基本の技音声については網羅したいなと思っています。
音声は円谷プロ様の協力のもと、劇中の音声データから使用しています。変身音、飛行音も入れますので、なりきり遊びに大いに活用していただきたいですね。
既成概念よりも劇中で描かれた演出の再現を第一に
仲野
ミクラス、ウインダム、アギラと、作品に登場した3体のカプセル怪獣の召喚音が楽しめます。あと第10話に、カプセルを投げたけれど不発で失敗したシーンがあるんです。特定の操作でそのシーンの効果音も鳴らすことができます。
それから、2009年に公開された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』という映画の中で、モロボシ・ダンがはじめて3体の怪獣を一気に召喚する演出があります。その効果音も入る予定です。
ーー3体一気に! それはかなり厳しい戦いですね。ところでカプセルは6つありますが、今のお話ですと、不発も含めて怪獣は4種ですよね?
仲野
これは仕様の話になりますが、カプセルごとに音声が変わるわけではないんです。ケースのほうに音を鳴らすための検出スイッチが付いていて、カプセルがどの位置に刺さっているか、あるいはどの位置のカプセルを抜いたか。
それをケースが読み取って音を出すという仕組みなんですね。だから「必ずしもこのカプセルじゃないとこの音が鳴らない」というものではないんです。同じ位置なら、どのカプセルでも同じ音が鳴ります。
ーーなぜそのような仕組みにされたんですか?
仲野
実は当時のテレビシリーズでも、話数によって、ミクラスを召喚するカプセルの色が違ったりするんです。その自由度の踏襲も含めて、位置による怪獣の紐づけをさせてもらいました。
数少ない召喚シーンの中でも、ケースから取り出すカプセルの位置が変わっていたりするので、そうした演出の切り替えも、ケース側の操作でできるようにしたいと思っています。
既成概念としてどうかということより、「劇中で描かれた演出をいかに再現するか」「いかに当時の演出にマッチした遊び方ができるか」を第一に考えて、最新の技術で実現しています。
設計は自分の原体験と照合して組み立てを
仲野
もちろん、モノ自体の造形や音声などの細かい仕様はDVDや資料を振り返って研究しながら開発を進めています。その上で、たとえば「どういう遊びを盛り込むか?」とか「どのシーンを再現したいか?」という企画検討の段階では、『自分が子どものころに作品を観たときの印象』を大事にするようにしています。
私は平成元年生まれですが、そのころはちょうどテレビシリーズの放送がない時代でした。だから、ビデオで初代『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』を観ていて、それが原体験になっている世代なんです。
そうした原体験がファンの方にとってのイメージにつながる部分だと思うので、後から得たデータや知識よりも、そのほうがユーザー目線に近いモノづくりができると思っています。もちろん、恣意的にならないようには気をつけつつですが……。
バンダイの技術の粋を結集!
仲野
『ウルトラセブン』はご存知のとおり、幅広い世代にディープなファンがいる作品です。私たちにとっては、そのご期待に添えるアイテムが作れるかどうか、非常にチャレンジングな部分もあります。
ユーザー1人1人にとって大切な思い出のある作品だと思うので、すこしでも多くの方にご納得いただける商品づくりを目指しつつ、バンダイの技術の粋を結集して、「55周年記念にふさわしい、最高のグレードを」という意気込みで開発に取り組んでいます。
そこは自信を持って言えますので、ぜひ興味を持たれた方は予約して、完成を楽しみにお待ちいただければうれしいです!
ぜひご注目いただき、一緒に盛り上がっていきましょう!
【商品データ】
ウルトラレプリカ ウルトラセブン 55th Anniversary Set
■価格 13,200円(税込)
■サイズ
ウルトラアイ本体 縦約39mm×横約165mm×幅74mm
カプセル怪獣ケース 縦75mm×横約108mm×幅約62mm
怪獣カプセル 各縦約55mm×横約14mm×幅約14mm
ウルトラアイ専用台座 縦約48mm×横約124mm×幅約70mm
■素材
ウルトラアイ本体 ABS・PC
カプセル怪獣ケース ABS・PC
怪獣カプセル 各ABS・PC・PP
ウルトラアイ専用台座 ABS・PC
■対象年齢
15才以上
■電池
LR44×3(付属)
LR41×2(付属)
※セットされている電池はテスト用です。
2022年10月3日23時までプレミアムバンダイ特設サイトで絶賛予約受付中!
※発送は2023年3月予定
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga