6月5日 ウルトラQ 南海の“死の海”に潜む大ダコ・スダールに青年が挑む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月5日(1966年)

テレビマガジン編集部

雄三がスダールに挑む!

由利子たちは島民たちのあとを追うと、そこでは巨大なタコが少年を襲おうとしていた。この大ダコこそが、スダールだったのだ。少年の姉である島の娘・アニタは弟を助けてくれるよう島の男たちに願うが、スダールを恐れる男たちは応じてくれない。万城目は少年を救出。そのまま崖に隠れていると、目標を見失ったスダールは海へ帰っていった。万城目たちは島民に認められ、しばらく島に滞在することを許可される。

その後、由利子たちは雄三と合流。コンパス島に流れ着いた雄三は、アニタに介抱されていたのだ。自分の船を襲い、父親や仲間の船員を殺したのがスダールだと知り、復讐しようとする雄三。アニタの父親や兄もスダールに殺されてしまったらしいが、アニタはスダールはこの島の守り神だとも言う。万城目は、スダールが外敵を襲うことで結果的に島を守っているのだと考察。しかし、スダールによる島民への被害が出ていることも事実だった。万城目たちはスダールの住処を突き止め、退治することを提案。当初はそれを拒否するアニタだったが、雄三に説得されスダールの居場所を教えるのだった。

スダールのことを報告し攻撃を依頼するため、万城目と一平はいったん島を離れる。しかしその間、島の掟を破りスダールの居場所を話したアニタと由利子たちは島民たちに捕まり、火あぶりにされそうになってしまう。すると、万城目から連絡を受けた国連飛行隊がスダールへの爆雷攻撃を開始。だが、スダールは死んでおらず、怒り狂ってコンパス島に上陸してしまう。住居を破壊して暴れるスダールに、島民たちは火や投げ槍で応戦。戻ってきた万城目たちに助けられた雄三も奮闘する。万城目やアニタも加わり、ついにスダールは絶命したのだった。

大ダコ スダール

触手で人間を摑み絞め殺してしまう  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
大ダコ スダール

全長/100メートル
体重/3万トン

コンパス島近海の「死の海」と呼ばれる海域に生息する、巨大なタコ。島民には、外敵から島を守護する守り神だと崇められていたが、船舶を襲撃したり、ときに島民に被害が及ぶこともあった。国連飛行隊の攻撃を受け島に上陸。住居を破壊して暴れた。

紹介エピソード:『ウルトラQ』第23話「南海の怒り」(1966年6月5日放送)
脚本:金城哲夫/特技監督:的場 徹/監督:野長瀬三摩地

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』2024年5月1日より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-7066
『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』配信中!

6月5日は青年が大ダコを撃退した日

6月5日は、謎の船舶遭難事故調査のため、由利子たちがコンパス島を訪れたエピソードの日。唯一の肉親である父親を失った雄三。スダールを退治した雄三は島民たちに受け入れられ、この島に残ってアニタとともに暮らすことを決めたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『テレビマガジン特別編集 ウルトラQ EPISODE No.1~No.28 怪奇大作戦 EPISODE No.1~No.26』
大人の円谷プロに向けて、『ウルトラQ』『怪奇大作戦』という、人間が主人公となる2作品を完全収録。豊富な写真とともにお届けします。
怪事件、怪獣、宇宙人、怪生物、ストーリーなど、128ページにギュギュッと情報量マシマシで収録。
※『怪奇大作戦』第24話は掲載しておりません。
『ビジュアルシリーズ ウルトラマンブレーザー 全バトルクロニクル』
大好評だった「ウルトラマンブレーザー」の全バトルとドラマの写真を放送順に大掲載。貴重な現場写真で、各回の見せ場を大きく魅力的に見せることで、「ウルトラマンブレーザー」を再体験でき、再視聴したくなる一冊になっています。よくみると、メイキングも載ってます。カバーを取るとサプライズも!
25 件
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga