あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月10日」(1973年)。
健一の親友・タケシの父が働く地震研究所を訪ねた光太郎。しかし、光太郎の手土産のスイカから怪獣・ケムジラの幼獣が出現。さらに、ケムジラを食料とする怪獣・バードンが現れた。バードンに敗北したタロウはゾフィーによってウルトラの星に帰還。しかし、タロウに代わって戦ったゾフィーも、バードンに敗北してしまった。
タロウが復活する
一方、ウルトラの星に帰還したウルトラマンタロウは、ウルトラの母の奇跡の力で復活を遂げる。地球に戻りバードンと再び戦おうとするタロウに、ウルトラの母は新アイテム・キングブレスレットを託したのだった。
そのころ、地球では餌がなくなったバードンが暴れだしていた。バードンはその鋭いくちばしを団地の窓に突っ込み、人間を食べはじめる。そこに、タロウが現れた。タロウはキングブレスレットをバードンに投げつけ、放電攻撃でダメージを与える。しかし、現場には行方不明になっていた光太郎を探しにきた健一がいた。戦闘により炎に包まれそうになっていた健一を救うため、ウルトラシャワーで炎を鎮火。健一を救うことに成功するが、バードンには逃げられてしまう。