冴子がウルフ星人だと信じることができない猛
MACステーションに戻ったゲン。確かな証拠がないなかで冴子がウルフ星人だと決めつけ、冴子や猛を傷つけたことをダンに𠮟責されてしまう。「仮に、ウルフ星人だと疑われたのが自分と親しい山口百子だったら」と想像したゲンは、自分の言動が迂闊だったことを反省したのだった。そのころ、霧島邸では自室に引きこもってしまった冴子を猛が心配していた。冴子の形相は明らかに不自然で、開け放ったカーテンから差し込んできた太陽の光に彼女は苦しみはじめる。冴子の母親は、冴子が病気なのだと言って、猛を引き離す。
冴子がウルフ星人に乗り移られてしまったことを母親は承知していたが、事実を明かせば娘は殺されてしまうと考えていた。母親は冴子の吸血衝動を抑えるため自分の血を差し出すが、若い女性の血だけを求めるウルフ星人は母親の血には反応しない。そして、冴子は母親の制止を振り切り、ウルフ星人の姿になって家を飛び出してしまう。
ウルフ星人は、警備をしていた白川隊員を襲撃。MACの攻撃を受け巨大化した。風車の技を使用してMACの戦闘機を攻撃するウルフ星人。ゲンはウルトラマンレオに変身して応戦を始める。激しい格闘戦の末、レオは逆光を利用して目眩ましをすると、必殺のレオキックでウルフ星人を撃破したのだった。
狼男 ウルフ星人
【ウルトラ怪獣事典】
狼男 ウルフ星人
全長/1.87メートル~57メートル
体重/90キログラム~1万9000トン
若い女性の血を求めるウルフ星人が巨大化した姿。乗り移った冴子が練習していた風車の技を使用した突進攻撃と跳躍力を武器に、レオを追い詰める。
登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第17話「見よ!ウルトラ怪奇シリーズ 狼男の花嫁」(1974年8月2日放送)
脚本:田口成光/特撮監督:矢島信男/監督:山本正孝
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TSUBURAYA IMAGINATION
8月2日は猛の婚約者がウルフ星人に乗り移られた日
しかしそのとき、レオの願いを聞き入れた神秘の存在・レオマスクが光を放つと、冴子は人間の姿に戻って蘇生。猛と冴子が喜び合う姿を見て、ゲンも一安心したのでした。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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