12月3日 ウルトラセブン 隣人は侵略者!? 四次元に潜むイカルス星人

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」12月3日(1967年)

テレビマガジン編集部

1967年12月3日は『ウルトラセブン』第10話「怪しい隣人」が放送された日です。交通事故で足を怪我したアキラ少年は、姉のリツ子とともに別荘で暮らしていた。別荘の隣にある家には、2ヵ月前に男性が引っ越してきていたのだが、その男性はアキラがいつ見ても、同じ姿勢で座っているのだ。

しかし、男のことを「怪しい」と言うアキラのことを、リツ子は相手にしてくれない。そんなある日、アンヌがアキラのお見舞いにやってくる。そのとき、アキラは男が一瞬光るのを目撃した。数日後、基地でダンとアンヌがアキラの話をしているとき、地球防衛軍もアキラの別荘近くで怪電波をキャッチしたが、その怪電波は、男性が引っ越してきた2ヵ月前にも観測されていた。

後日、アキラを元気づけようと考えたアンヌは、ダンを連れて再び別荘にやってきた。しかし、リツ子がひどくおびえている。窓の外で、死亡した鳥が空中で静止しているというのだ。ダンが、その静止している鳥の周囲を透視能力で観察すると、謎の反応を確認する。キリヤマ隊長に異常事態を報告したダンは、反応に向かって窓から飛び降りる。すると、ダンの姿は忽然と消えてしまった。
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ダンが迷い込んだ、イカルス星人が侵略基地を築いた四次元空間  ©円谷プロ
ダンが迷い込んだ謎の空間では、アキラが観察していた隣人が謎のメカとともに待ち構えていた。男は、自らをイカルス星人と名乗り、地球の征服を宣言する。イカルス星人は、人間たちが見ることのできない四次元の世界から攻撃を開始するという。

彼らイカルス星人は、三次元の世界と四次元の世界を繫ぐコントロールマシンを持っていたのだ。ダンはセブンに変身を試みるもこの世界では変身することはできなかった。さらに、カプセル怪獣を出現させることもできなかった。
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