9月29日 ウルトラマンAとウルトラ兄弟がブロンズ像にされる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月29日(1972年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月29日」(1972年)。
ブロンズ像にされてしまったウルトラマンA  ©円谷プロ
1972年4月7日より放送が開始された『ウルトラマンA』は、怪獣を超える怪獣である「超獣」を送りこむ異次元人ヤプールと戦うため、超獣攻撃隊TAC(タック)の隊員となった北斗星司と南 夕子がウルトラタッチでウルトラマンAに変身。必殺のメタリウム光線や、バーチカルギロチンをはじめとした多彩な切断技などを駆使して、超獣を次々と撃破していく。

「地球人に告ぐ、ウルトラマンAを渡せ!」

ヒッポリト星人が現れ、Aを引き渡すよう要求してきた。北斗と夕子はヒッポリト星人に挑むも、Aはブロンズ像にされてしまう。最大のピンチに、ウルトラ兄弟も地球に駆けつけるのだが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

宇宙最強を自称するヒッポリト星人が襲来

1972年9月29日は『ウルトラマンA』第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」が放送された日です。街に突如ヒッポリト星人が現れた。ヒッポリト星人は自らを「宇宙で一番強い生き物」と称し、人々にウルトラマンAを引き渡すよう要求。出撃したTACは攻撃を開始するが、ヒッポリト星人にはまったく効果がなく、翻弄されてしまう。北斗と夕子はAに変身するため、搭乗しているタックスペースでヒッポリト星人に接近。しかし、どこかから「Aに変身してはいけない。お前たちに勝てる相手ではない」という声が響き、Aへの変身ができなかった。

そのまま相手に激突しそうになる北斗たち。すると、タックスペースはヒッポリト星人の体をすり抜け、ふたりは命拾いをする。TACに自分の強さを見せつけたヒッポリト星人は、次に自分が現れたときにAを渡せと言い、Aの人形を取り出してその首を折り、姿を消したのだった。

すると、北斗たちは離れた谷間に炎上する車と人影を発見。タックスペースから降り、向かうとそこには瀕死の男性がいた。男性は車が超獣に接触し事故に遭ったらしい。そして、首が折れたAの人形を彼の息子に渡すよう乞うと、息を引き取ってしまう。北斗はそれを約束すると同時に、男性はヒッポリト星人にぶつかったのだと推測。その証拠に、車体に謎の肉片がついていることに気づく。

基地に帰還し事情を説明する北斗。北斗は街に現れたヒッポリト星人は念力や分身術で作り出した幻影であり、谷間に現れたのが本物だと主張する。しかし、北斗が持ち帰った肉片はヒッポリト星人のものだと断定はできず、隊員たちは北斗の推測を信じなかった。
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