4月25日 ザ☆ウルトラマン 謎の赤い雲が怪獣レッド・スモーギになる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月25日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月25日」(1979年)。
レッドスモーギと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

謎の赤い雲が出現。科学警備隊は雲を水に戻そうとするが、それはまるで意思があるかのような反応をする。そして、雲は怪獣となってしまった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の赤い雲

1979年4月25日は『ザ☆ウルトラマン』第4話「謎の赤い雲を追え!!」が放送された日です。ここ数日の間、怪獣の出現もなく平和な日々が続いていた。しかし、休暇を与えられそれぞれの趣味を楽しんでいたヒカリたちに招集がかかる。謎の赤い雲が出現したのだ。ヒカリたちは、スーパーマードック号で現場に急行。ドライアイス弾を発射し、雲を水分に戻そうとする。

しかし、ドライアイス弾を受けた雲は、部分的に霧散するもすぐにもとの形に戻ってしまう。科学警備隊がサンプルを採取すると、トベ隊員がそれを持って帰還。ヒカリたちは分析結果が出るまで雲の監視をすることになる。一方、空には雨雲が発生し、今にも雨が降ろうとしていた。

トベ隊員の分析によると、なんと赤い雲は生命体だった。アキヤマキャップの指示で、トベは生命体に水を吹きかける。すると、それは固体になった。
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