10月9日 ウルトラマンネクサス 孤門がナイトレイダーに入隊する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」10月9日(2004年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月9日」(2004年)。
グロースへと姿を変えたペドレオンと戦うウルトラマンネクサス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、地球解放機構TLT(ティルト)日本支部のスペースビーストを撃退する戦略特殊任務班ナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

山岳救助隊に所属していた孤門は、異動を命じられる。新たな勤務先は、国家の枠を越えて設立された地球解放機構TLTの戦闘部隊・ナイトレイダーだった。通信機能を有した万能ツールのパルスブレイガーを渡され、マップが示す場所に行くよう指示された孤門は、その道中でスペースビースト・ペドレオン(クライン)と遭遇。捕食されそうになる孤門だったが、突如現れたウルトラマンネクサスに救われる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ナイトレイダーに入隊した孤門の前で出動が!

2004年10月9日は『ウルトラマンネクサス』第2話「異生獣 —スペースビースト—」が放送された日です。謎の怪物に襲われた孤門は、松永要一郎管理官と合流。車に乗って目的地に向かう。松永によると、怪物は「スペースビースト」と呼称されており、宇宙から飛来した生物らしい。そして、秘密裏にスペースビーストを抹殺する組織が、これから孤門が所属することになるTLTだと言う。そして、ダムに偽装されたTLT日本支部第3基地・フォートレスフリーダムに案内される孤門。彼の配属先とは、スペースビーストと直接戦闘を行うナイトレイダーだった。

1ヵ月間の特別訓練を行うことになった孤門。3週間が経過し、過酷な訓練に挫けそうになったある日、基地内で警報が鳴り響く。そして、ダムの方に目をやると3機の戦闘機が飛び立っていった。スペースビーストが出現し、ナイトレイダーが出撃したのだ。山中に出現した2体のペドレオン(クライン)は、3人組の若者を襲っていた。ふたりの男性を捕食し、残った女性にも触手を伸ばそうとするペドレオン(クライン)。

しかし、そこにナイトレイダーが到着。専用武器のディバイトランチャーで1体を撃破する。和倉隊長は、生存者がいることを作戦参謀である吉良沢 優に報告。吉良沢の指示を受け、ディバイトランチャーを連射性に優れたディバイトガンナーに変形させて、西条 凪副隊長と平木詩織隊員に攻撃させる。ペドレオン(クライン)を女性から後退させると、自身と石堀光彦隊員のディバイトランチャーで撃破したのだった。作戦は無事終了した。そのとき、凪副隊長は自分たちの様子を観察する男性を一瞬目撃するも、すぐに見失ってしまう。
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