5月9日 ウルトラマンダイナが敗北!? 冥王星に浮かぶミス・スマイルの罠

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月9日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月9日」(1998年)。
ジオモスと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

冥王星の表面に浮かぶ、ミス・スマイルの調査に向かったロムルス三世号が消息を絶ってしまった。旧GUTSのシンジョウ・テツオも乗る、ロムルス三世号を救出したアスカたちであったが、機体にはスフィアが寄生していた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ロムルス三世号が消息を絶つ

1998年5月9日は『ウルトラマンダイナ』第35話「滅びの微笑(前編)」が放送された日です。民間企業・PWIと地球平和連合・TPCの共同開発により、太陽系の惑星は巨大ネットワーク・コスモネットで結ばれている。ある日、コスモネットによって、冥王星の表面に笑顔を浮かべる女性の顔のようなものが浮かんでいるのが確認された。TPCは、宇宙船・ロムルス三世号で調査に出発。船には、かつて特捜チームGUTSに所属し、現在は宇宙開発局で活躍しているシンジョウも乗っていた。

ロムルス三世号は、無事に冥王星に到着。コスモネットを通じ、同じく旧GUTSメンバーで、現在はPWIでコスモネットの開発をしているホリイ・マサミに連絡をする。だがそれから2ヵ月後、地球への帰路についていたロムルス三世号は、突如消息を絶ってしまう。アスカ、ユミムラ・リョウ隊員、ナカジマ・ツトム隊員は、クラーコフNF‐3000で捜索に出発。その後、ロムルス三世号は無事に発見され、シンジョウたちも保護された。

クラーコフは、そのままロムルス三世号を大阪のPWI研究所に輸送することになる。しかし、クラーコフが地球に近づくと、異常が発生。クラーコフ内部に、謎の異生物が侵入していることが判明する。その生物はクラーコフのネオマキシマエンジンを取り込み、ネオマキシマエネルギーを吸収していたのだ。

このままでは、クラーコフが大阪の市街地に墜落してしまう。クラーコフは侵食されたネオマキシマエンジンを切り離し、墜落を免れる。一方ヒビキ隊長は、切り離されたエンジンブロックの落下地点に厳戒体制を発令した。
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