あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月9日」(1998年)。
冥王星の表面に浮かぶ、ミス・スマイルの調査に向かったロムルス三世号が消息を絶ってしまった。旧GUTSのシンジョウ・テツオも乗る、ロムルス三世号を救出したアスカたちであったが、機体にはスフィアが寄生していた。
ロムルス三世号が消息を絶つ
ロムルス三世号は、無事に冥王星に到着。コスモネットを通じ、同じく旧GUTSメンバーで、現在はPWIでコスモネットの開発をしているホリイ・マサミに連絡をする。だがそれから2ヵ月後、地球への帰路についていたロムルス三世号は、突如消息を絶ってしまう。アスカ、ユミムラ・リョウ隊員、ナカジマ・ツトム隊員は、クラーコフNF‐3000で捜索に出発。その後、ロムルス三世号は無事に発見され、シンジョウたちも保護された。
クラーコフは、そのままロムルス三世号を大阪のPWI研究所に輸送することになる。しかし、クラーコフが地球に近づくと、異常が発生。クラーコフ内部に、謎の異生物が侵入していることが判明する。その生物はクラーコフのネオマキシマエンジンを取り込み、ネオマキシマエネルギーを吸収していたのだ。
このままでは、クラーコフが大阪の市街地に墜落してしまう。クラーコフは侵食されたネオマキシマエンジンを切り離し、墜落を免れる。一方ヒビキ隊長は、切り離されたエンジンブロックの落下地点に厳戒体制を発令した。