あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月15日」(2016年)。
突如現れたロボット怪獣・ギャラクトロン。いつか災害救助用のロボットを作りたいと考えている怪奇現象追跡サイト・SSPの松戸シンは、ギャラクトロンがオーブとともに地球を守る戦力になると考え、分析をはじめた。しかし、ギャラクトロンは夢野ナオミを吸収し暴れてしまう。そして、その凄まじい力にオーブも追い詰められるのだった。
オーブがギャラクトロンに敗北
ギャラクトロンによると、この宇宙は本来、有り余るほどのエネルギーが満ちており、他者からエネルギーを奪う必要がないようデザインされているらしい。そして、地球の食物連鎖を間違った進化を選んだ生態系だとし、地球の生態系そのものをリセットすると宣言する。早見ジェッタはナオミを返すよう訴え、「平和が望みなら、他の星の女の子を拉致ったりするなよ!」と叫ぶ。すると、ギャラクトロンはその言葉に対する返答に困ったのか、動かなくなってしまった。
その隙に、シンと彼が幼少期から世話になっていた町工場・コフネ製作所の小舟社長は対策を練り始める。一方、ギャラクトロンにまったく歯が立たなかったガイは、今の自分では制御することができないウルトラマンベリアルのウルトラフュージョンカードを使用するべきかどうかの決断を迫られていた。しかし、突如ギャラクトロンは再始動。山々や畑を一瞬で燃やし尽くしてしまう。