10月8日 帰ってきたウルトラマン 郷 秀樹がウルトラキックを伝授!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」10月8日(1971年) (3/4) 1ページ目に戻る

テレビマガジン編集部

決めろ! ウルトラキック

特訓を終え、食事をする郷と三郎。三郎が試合に勝ちたいと思うのは、最後の試合だからという以外にも理由があるらしい。ジムに通うバスで毎朝のように会い、挨拶だけする間柄になった女性に三郎は惹かれており、試合に勝ったらプロポーズしようと思っているというのだ。郷はそんな三郎を応援する。

翌日、観音像が破壊された地に怪獣が出現したという通報を受けたMATは、郷と上野一平隊員を現場に向かわせる。通報したのは、偶然にも三郎の母親だった。三郎が試合に勝てるようにと、残された2体の観音像にお祈りをしていたところ、怪獣が現れたという。

一方、三郎はバスで一緒になる女性に、「試合を見にきてほしい」と話しチケットを手渡す。すると、女性は「チケットをもう1枚くれないか」と言ってきた。その女性とは、郷の恋人である坂田アキだったのだ。

そして、試合の日がやってきた。アキから話を聞いた郷は三郎を不憫に思い、彼の母親から預かったお守りを渡して元気づける。しかし、そこに観音像の近くに怪獣が出現したという連絡が入る。母親を心配し、郷についていこうとする三郎だったが、郷に試合に出るよう言われたことで吹っ切れ、会場に向かうのだった。

MATは市街地で暴れる怪獣・グロンケンに攻撃を開始。郷が操縦していたマットアロー2号は攻撃を受けて墜落するも、郷はウルトラマンジャックに変身して戦いを続ける。ちょうどそのころ、会場にゴングが響き、三郎の試合もはじまっていた。

両腕に回転ノコギリを装備しているグロンケンに、パンチやハイキックといった、いつもとは少し違ったファイトスタイルで挑むジャック。三郎も果敢に相手選手に挑んでいく。ジャックはウルトラブレスレットをグロンケンの首に命中させるとウルトラキックで首を切断。勝利を収める。一方、三郎は相手選手のキックを受け、ダウンしてしまったのだった。
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