9月22日 ウルトラマンコスモス 1日しか生きられないイフェメラの生きる目的とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月22日(2001年)

テレビマガジン編集部

コスモスに変身できない!

2001年9月22日は『ウルトラマンコスモス』第12話「生命(いのち)の輝き」が放送された日です。地中から怪獣が現れ、EYESは出動。怪獣は人間の赤ちゃんのように這いながら移動し、建物を破壊してしまう。それを見て、テックサンダー1号で攻撃を行おうとするフブキ ケイスケ隊員。しかし、突然脳裏に「イフェメラを殺さないで!」という声が響く。

その声に覚えがあるフブキ隊員は意識をそちらに取られ、怪獣が投げた瓦礫と接触し、不時着してしまう。同乗していたムサシはウルトラマンコスモスに変身しようと変身アイテムのコスモプラックを掲げるが、何故かコスモスに変身できない。一方、怪獣は破壊行動を止め、眠りについた。

モリモト アヤノ隊員の調査により、今から500年前の室町時代と1000年前の平安時代にそれぞれ奇妙な怪獣が現れ、1日にして消えたという記録が発見される。残された書物に描かれている絵は、現在出現している怪獣にそっくりだった。一方、フブキはムサシを連れて、故郷の蛍が村を訪れていた。

フブキには、わずか3歳で亡くなってしまった妹がいた。しかし妹が他界した数年後、少年時代のフブキは蛍が村で、小学生くらいに成長した妹と出会ったという。少女は、カゲロウを捕まえて遊んでいたフブキに、1日しか生きることができないカゲロウを放してあげるよう語った。先ほどフブキの脳裏に響いた声は、その少女のものにそっくりだったのだ。

すると、突然ふたりの前にその少女が現れ、一言お礼を言って姿を消した。一方、フブキの証言から「イフェメラ」と呼称されるようになった怪獣は目を覚まして活動を再開。出現時には赤ちゃんがはいはいをするように移動していたイフェメラだったが、今は2本足で立とうとする。バランスを崩し、倒れながらもやがて立ち上がることができたイフェメラは、幼獣から急速に成長しようとしているのだ。
イフェメラの目的とは!?
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