8月2日 ウルトラマンティガ 隊員に化けた怪獣がGUTS基地に侵入!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月2日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月2日」(1997年)。
2体のメンジュラ(左:兄、右:弟)と戦うウルトラマンティガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

月面のガロワ基地が何者かの攻撃を受け、全滅した。唯一の生存者であるキシナガ副隊長は、その犯人がハヤテ・シン隊長だと言うが、彼と親交のあったGUTSのイルマ・メグミ隊長はそれを信じることができない。キシナガは、ガロワを襲ったメンジュラが化けた姿だった。メンジュラは、TPCの間に不和を生ませようと画策しているのだ。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ガロワ基地が壊滅する

1997年8月2日は『ウルトラマンティガ』第48話「月からの逃亡者」が放送された日です。TPCの月面基地・ガロワが襲撃を受け、壊滅した。唯一の生存者であるキシナガは事情聴取を受け、攻撃をしたのはハヤテ隊長だと宣言した。ハヤテ隊長は、優秀な指揮官だが、他人とあまり関わろうとしない、孤独なタイプであることが周囲に知られている人物だ。

しかし、彼と親交のあったイルマ隊長はそれを否定。何か事情があると考え、ハヤテ隊長の捜索をGUTSが行いたいと申し出る。しかし、捜索はTPC警務局が行うことになり、GUTSは手を出さないよう釘を刺されてしまった。ハヤテ隊長の乗っていた宇宙艇の場所は特定できていた。イルマ隊長は命令を無視し、ひとりでハヤテ隊長の捜索に乗り出そうとする。

すると、ダイゴたちGUTS隊員たちが、自分たちも協力すると持ちかける。当初は拒否したイルマ隊長だったが、ムナカタ・セイイチ副隊長の説得を受け、彼らの厚意を受け入れた。そして、捜索をダイゴとヤナセ・レナ隊員に、ムナカタ副隊長とシンジョウ隊員にはキシナガの尾行を指示したのだった。キシナガを不審に思う隊員たちだったが、尾行の結果、彼は今日1日ライブラリで報告書をまとめていた。しかしその後、サワイ・ソウイチロウ総監がやってきて、GUTSが勝手にハヤテ捜索をしていることを𠮟責。イルマ隊長を降格させ、キシナガをGUTS隊長に任命すると言い出した。
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