あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月2日」(1997年)。
月面のガロワ基地が何者かの攻撃を受け、全滅した。唯一の生存者であるキシナガ副隊長は、その犯人がハヤテ・シン隊長だと言うが、彼と親交のあったGUTSのイルマ・メグミ隊長はそれを信じることができない。キシナガは、ガロワを襲ったメンジュラが化けた姿だった。メンジュラは、TPCの間に不和を生ませようと画策しているのだ。
ガロワ基地が壊滅する
しかし、彼と親交のあったイルマ隊長はそれを否定。何か事情があると考え、ハヤテ隊長の捜索をGUTSが行いたいと申し出る。しかし、捜索はTPC警務局が行うことになり、GUTSは手を出さないよう釘を刺されてしまった。ハヤテ隊長の乗っていた宇宙艇の場所は特定できていた。イルマ隊長は命令を無視し、ひとりでハヤテ隊長の捜索に乗り出そうとする。
すると、ダイゴたちGUTS隊員たちが、自分たちも協力すると持ちかける。当初は拒否したイルマ隊長だったが、ムナカタ・セイイチ副隊長の説得を受け、彼らの厚意を受け入れた。そして、捜索をダイゴとヤナセ・レナ隊員に、ムナカタ副隊長とシンジョウ隊員にはキシナガの尾行を指示したのだった。キシナガを不審に思う隊員たちだったが、尾行の結果、彼は今日1日ライブラリで報告書をまとめていた。しかしその後、サワイ・ソウイチロウ総監がやってきて、GUTSが勝手にハヤテ捜索をしていることを𠮟責。イルマ隊長を降格させ、キシナガをGUTS隊長に任命すると言い出した。