7月18日 ウルトラマンダイナ 10年前に遭遇した怪獣が再び地球に現れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月18日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月18日」(1998年)。
トロンガーと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

怪獣・トロンガーが現れた。しかし、普段は温厚な地球平和連合TPCのミヤタ・セイジ参謀は、スーパーGUTS隊員たちに無茶な攻撃を命令する。ミヤタ参謀は、10年前にトロンガーに遭遇していたのだ。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

トロンガーが地球に襲来

1998年7月18日は『ウルトラマンダイナ』第45話「チュラサの涙」が放送された日です。ミドリカワ・マイ隊員の発案で、ミヤタ参謀の誕生日祝いがサプライズで行われた。マイはミヤタ参謀に、結婚しないのかと尋ねる。しかしミヤタ参謀は、「私の恋人はかぐや姫だ」と言って、誤魔化すのだった。

そこに、怪獣出現の警報が鳴り響く。怪しい暗雲の中に生命反応が確認されたのだ。しかし、ミヤタ参謀はその正体を確認する前に、それが以前「ギガール星」を襲ったトロンガーだと断言。彼の言うとおり、雲から出現した赤い球体は怪獣に変貌した。アスカたちは、トロンガーを攻撃。しかし、効果はない。ミヤタ参謀はトロンガーの弱点は右肩だと伝え、攻撃を集中させる。そして、アスカたちが手こずると、「もっと接近しろ」と危険な命令を下すのだった。

被弾し墜落しそうになったアスカはウルトラマンダイナに変身。戦いを開始するが、トロンガーはすぐに姿を消してしまう。帰還したアスカたち。コウダ・トシユキ副隊長は、あまりにも無茶な命令を出したミヤタ参謀に、「俺たちは鉄砲玉じゃない」と反発。その後、ミヤタ参謀はTPCのフカミ・コウキ総監から呼び出しを受ける。
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