あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月7日」(2017年)。
極秘任務で地球を離れていたシャドー星人ゼナ。ゼナに代わって、一時的に同じシャドー星人のクルトが愛崎モアとコンビを組むことになった。人当たりの良い性格のクルトと打ち解けていくモアだったが、クルトは怪しい行動をみせはじめる。
クルトがモアとコンビを組む
そこで、モアは最近、先輩のシャドー星人ゼナの様子がおかしいことを相談する。ゼナはひとりで、何かを調べているらしい。そこに、伊賀栗レイトと一体化しているウルトラマンゼロが話に加わってきた。シャドー星人は好戦的な宇宙人であり、ゼロはゼナも何か行動を起こそうとしているのかもしれないと考えたのだ。それを聞いたモアは、ゼナのことを庇い、ゼロに反論した。
その後、モアはAIBに戻ると、そこにいたシャドー星人をゼナだと思い、声をかけるが、そのシャドー星人はクルトという人物だった。クルトによると、ゼナは極秘任務でしばらく別の星に赴任することになったらしい。ゼナが戻るまでの間、自分がパートナーを務めるようになったと言い、クルトは人間の姿に変身する。
ゼロの「シャドー星人は好戦的な宇宙人」という言葉に引っかかりを感じていたモアだったが、人当たりの良い性格のクルトに、すぐに心を開いた。その後、ふたりは任務のために街に出る。モアは地球に不法滞在しているクカラッチ星人を確保し、本部に連絡したが、気を抜いたところをクカラッチ星人に襲われてしまう。そこに、クルトが現れ、モアのピンチを救う。クルトに助けられ励まされたモアは、クルトのことを信頼していくのだった。