5月14日 ウルトラマンネクサス リザリアスがリザリアスグローラーとなって再出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月14日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月14日」(2005年)。
リザリアスグローラーと戦うウルトラマンネクサス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、地球解放機構TLT(ティルト)日本支部のスペースビーストを撃退する戦略特殊任務班ナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

ウルトラマンネクサスに変身する千樹 憐を監視する黒ずくめの男に気づいた野々宮瑞生が、男を取り押さえようとするも逃げられてしまう。男が落とした謎のデータチップを孤門と瑞生が確認すると、そこには憐のデータと見られる謎の数列と「ラファエルはまだか?」という文章が記録されていた。謎の多い憐と交流を深める孤門と瑞生。しかし、孤門は頭のどこかで、この時間は長くは続かないのだと感じていたのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

憐と吉良沢 優は友人だった

2005年5月14日は『ウルトラマンネクサス』第31話「鳥 -バード-」が放送された日です。憐に「ラファエル」という名前に聞き覚えがないかと尋ねる瑞生だったが、それを聞いた憐は激しく動揺。彼が何かを知っているのは明らかだったが、憐は決して話そうとはしなかった。一方、孤門の前には「イラストレーター」と呼ばれるTLTの作戦参謀・吉良沢 優が姿を見せる。孤門は、「憐に近づくと自分自身が苦しむことになる」という、以前優からかけられた言葉の意味を尋ねるが、優は、「TLTにいるには、孤門は優しすぎる」とだけ答えたのだった。

その後、再び孤門は憐に会いにいく。憐が隠している秘密を、いつか明かしてしてくれるよう語りかける孤門だったが、その際に憐がアカデミーで海洋学者を目指していたことを口走ってしまう。なぜ、そのことを知っているのか孤門に問う憐。しかし、すぐに憐は「優に聞いたのだろう」と納得した。憐と優は、同じアカデミーに通っていた友人だったのだ。そして、優も憐と同じ遺伝子操作をされて生まれた「プロメテの子」だった。

二人がアカデミーで暮らしていたある日、それまであまり関わりのなかった優に、憐は声をかけた。憐は、プロメテの子としての自由のない生活に苦しんでいる優を気にかけていたのだ。その後、深夜に憐が優の部屋を訪れ施設を抜け出して海にいこうと誘う。優はすぐに見つかって海には辿り着けないと諭すが、憐は「それは、いくつもある未来のひとつ」だと言って、施設を抜け出したのだった。
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