3月31日 ゼットンとバット星人を倒せ! 帰ってきたウルトラマン最後の戦い

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月31日(1972年)

テレビマガジン編集部

ジャックとMATが最後の戦いに挑む!

郷は、次郎たちを確実に助けるためにも、一時撤退。伊吹隊長に報告をする。その後、街にゼットン(二代目)が出現。MATは地上と空中から攻撃するも、ゼットン(二代目)の戦闘力は凄まじくマットジャイロが墜落。郷が乗っていたマットアロー1号もオイルタンクに被弾し、不時着してしまった。

さらに、バット星人はMATの不在をつき、MAT基地を攻撃。心臓部の原子炉が破壊されてしまう。バット星人は再び郷たちの前に現れると、5時に東亜スタジアムで次郎たちを処刑すると宣言し、姿を消した。郷たちは体勢を立て直すために帰還するものの、基地の設備は破壊されており、戦力と呼べるものはほとんど残されていなかった。

そこで、郷は不時着したマットアロー1号の使用を提案。修理に取りかかる。だが、修理は完了したものの、調達できた燃料はわずかだった。郷は、そのわずかな燃料で戦うことを決意。まるで最後の挨拶をするように、仲間たちと握手をすると、機体を発進させる。

ゼットン(二代目)に挑む郷。MATは2班に分かれ、岸田隊員たちが地上から援護を、伊吹隊長と丘隊員は次郎たちの救出に向かった。伊吹隊長は小太刀を投げてバット星人を攻撃し、無事に次郎たちを救出。しかし、バット星人は巨大化した。一方、郷のマットアロー1号はゼットン(二代目)に体当たりし墜落。郷はジャックに変身して、戦いを継続する。

2体の強敵を相手に苦戦するジャックだったが、仲間たちの援護を受けて反撃。激しい戦いの末、ウルトラクロスでバット星人を、ウルトラハリケーンとスペシウム光線でゼットン(二代目)を撃破したのだった。

宇宙恐竜 ゼットン(二代目)

手からゼットン・ナパームを発射する  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙恐竜 ゼットン(二代目)

身長/60メートル
体重/3万トン

バット星人に使役される最強の怪獣。東京を破壊し、バット星人とともにウルトラマンジャックを襲った。全身に光波をおびており、接触した相手を痺れさせることができる。ウルトラハリケーンで投げられ、スペシウム光線を受けて撃破された。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第51話「ウルトラ5つの誓い」(1972年3月31日放送)
脚本:上原正三/特殊技術:真野田陽一/監督:本多猪四郎

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3月31日はバット星人とゼットン(二代目)が出現した日

3月31日は、ウルトラ抹殺計画のため、バット星人が次郎とルミ子を人質に取り、ウルトラマンジャックとMATに戦いを挑んだエピソードの日。

無事に強敵を撃破したMAT。しかし、郷は行方不明となってしまいました。郷を弔う次郎、ルミ子とMAT隊員たち。しかし、次郎とルミ子の前に、スーツを着た郷が現れます。郷は、ふたりの目の前でジャックに変身。次郎に「ウルトラ5つの誓い」を託し、バット星連合部隊と戦うため、地球を去ったのでした。

去る3月22日『帰ってきたウルトラマン』で主役の郷 秀樹を演じられた団時朗さんがご逝去されました。ご生前のお姿を偲び心よりご冥福をお祈りいたします。

ウルトラの星へと旅立たれた団さんを追悼し、本作「ウルトラ5つの誓い」をTSUBURAYA IMAGINATIONとYouTubeウルトラマン公式チャンネルにて、期間限定無料公開中です。
https://m-78.jp/news/post-6687
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。