
かぐや姫
絵:織田 観潮
なつかしの「講談社の絵本」を新編集で復刊! かつての子どもたちも、令和の子どもたちも楽しめる、永遠に遺すべき20世紀の財産。
発売日 | 2012/05/11 |
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価格 | 定価:748円(本体680円) |
ISBN-13 | 9784062852906 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 224ページ |
中学の古典で学ぶ物語を現代語訳で。
<竹取物語>
竹取の翁は、ある日、竹の中に光り輝く女の子を見つけました。竹取の翁のもとで、あっという間に大きくなった女の子は、かぐや姫と名づけられました。その美しさは国中のうわさとなり、求婚者が後をたちません。けれどもかぐや姫は、だれとも結婚しようとせず、最後に残った五人の貴公子に、それぞれ異なるお願いをします。なぜ、かぐや姫は、無理なお願いをするの? 帝とかぐや姫の間柄は? など、絵本ではわからなかった、かぐや姫のほんとうの物語。
<鉢かづき姫>
なに不自由ないくらしをしていた姫。ところが十三歳のとき母が病死してしまいます。母にかぶせられた大きな鉢がとれなくなり、姫は「鉢かづき」とよばれて気味悪がられ、意地悪な継母のせいで、ついには家を追い出されてしまいます。
絶望し、死のうとする鉢かづき姫でしたが……。つらくても、いつか幸せになれると信じて頑張る姫の、シンデレラストーリー。