【切り干し大根を楽しむ】「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん
もったいない・つづけられる・伝統食! #3【切り干し大根】「はざかい期に楽しむ切り干し大根料理」
2023.02.21
ライター・料理家:越野 美樹
「切り干し大根のスペイン風オムレツ」のレシピ
【材料】2人分
切り干し大根 15g
玉ねぎ 1/8個
ニンニク 1片
ベーコン 1枚(20g)
ゆでたブロッコリー 20g
オリーブオイル 大さじ2
塩 ひとつまみ
卵 2個
A 塩 ひとつまみ
A コショウ 少々
A 粉チーズ 20g
トマトケチャップ 適量
※今回は直径15cm程度のスキレットを使っています。フライパンで作るときは倍量で作ってください。
【お手伝いポイント】
具を切って、フライパンで焼くのを手伝ってもらいましょう。
【作り方】
1. 切り干し大根はさっと洗ってザルにあげ、水気を切る。
2. 玉ねぎとニンニクは粗みじん切りに、ベーコンとゆでたブロッコリーは1cm角に切る。
3. フライパンにオリーブオイルの半量(大さじ1)を入れて中弱火にかける。1、2、塩を入れて木べらなどでさっと炒め、フタをする。
4. ボウルに卵を割り入れ、Aを入れてよく混ぜる。
5. 5分ほどしたら3のフタを取って木べらなどで炒めながら水気を飛ばし、4に入れて混ぜる。
6. スキレットを弱火で熱して残りのオリーブオイルを入れ、5を流し入れる。軽く混ぜたらフタをして焼く。
7. 底と側面が焼き固まったらすべらせてお皿にのせ、フライパンをかぶせてひっくり返し、フタをして焼く。
8. 7の中心を押してみて、弾力を感じたら出来上がり。お好みでトマトケチャップをかける。
ハムやウインナー、ほうれん草、にんじん、ミニトマトなど、おうちにある具材で作ってみてください。
乾燥野菜をたっぷり楽しもう
物価が上昇している昨今、冷蔵庫で野菜をしなびさせてしまい、無駄にしてしまうのはもったいないです。
梅雨の時期や暑すぎる時期以外は、自宅でも手軽に乾燥野菜を作れるので、ぜひ試してみてください。
お子さんも、きっと野菜を並べる作業を楽しんで手伝ってくれることと思います。
我が家では、野菜がたくさん手に入ったら、100円ショップに売っている干物かごや、竹ザルなどを利用して、野菜を干すことが多いです。
きのこ類は干すとビタミンDが増えると聞いて、しいたけは買ってくると必ず少し干してから使っています。
大根やにんじん、かぼちゃやれんこんなど、薄くスライスして干した野菜はスープに入れたり、煮物にしたり、ハリハリ漬けにしたりと、保存しながら使いまわすことができます。
乾燥野菜を使って、簡単な一品もできます。
蒸したさつまいもを薄切りにして、おやつに干し芋を作ることもあります。
おひさまの光を浴びた野菜は、甘く旨味が凝縮して、元の味よりも美味しく仕上がる気がします。
冬野菜が手に入るうちに、冷蔵庫で眠っている野菜で乾燥野菜を作って、お子さんと一緒に楽しんでみてください。
越野 美樹
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook
1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook